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これからの面接で出てくる大きな変化とは?

昨年からの新型コロナウィルスの影響で、就職活動にも大きな変化が出てきていますね。

私はここ数年、大手企業が運営する就職フェアーに伺っていたのですが、今年はその就活フェアーもオンライン化したので今まではご受講頂いていた就活用のメイクレッスンや履歴書用写真の撮影が無くなってしまいました。

面接もオンラインで行われるように切り替わってきていますが、面接において一番大きく変化をするかもしれない部分がほかにもあることをご存じでしょうか?

それが「履歴書」です。

履歴書のどこが大きく変わるかと言うと、履歴書用の写真添付が不要になる可能性が出てきています。

これ、なぜだかご存じでしょうか?

これは新型コロナウィルスが影響をしているのではなく、今社会で大きく活動として取り上げられている『SDGs』の中にある「ジェンダー平等を実現しよう」の部分、LGBTQに関連して写真が不要になる可能性が出てきています。

どう言う事かと言うと履歴書写真を添付する際、

男性は髪を短くし、スーツにネクタイ

女性は髪を束ねたり、ナチュラルで清潔感を感じるメイクをする

と言う形で撮影をすると思いますが、

この見た目に関する「男性はこう」「女性はこう」と言う定義のようなものや、見た目で性別を判断する部分がジェンダー平等の実現に反するのではないか?と疑問視されるようになってきているそうです。

現にJISの履歴書からは昨年7月から写真を添付する欄が削除されているそうです↓

詳細記事:変わる履歴書 性別・写真なし拡大 LGBTに平等に


また、一部企業では履歴書写真の添付を求めないようになっていたりもします。

それに付随してコクヨの履歴書からは昨年12月から性別欄を削除したり、一部企業の面接ではリクルートスーツの着用も求めなくなってきています。

これらは就職活動だけにかかわらず、中途採用etcにも当てはまりますよね。

昨年までは写真から与える印象も大きいと履歴書写真に力を入れる学生の方が多かったのですが、これからは写真の添付ができなくなるので履歴書の内容だけで就職の可否が決定してしまいます。

履歴書で差を付けることの難しさが上がってしまったことが想像できますよね…

特に一次面接が書類選考の場合、とても大変です。

(とは言え、履歴書写真と面接時のご本人が写真修正の兼ね合いで別人のようになってしまっているケースも多いと聞いているので、SDGsに限らず、ゆくゆくは写真の添付は不要になっていたのかもしれませんが。)

面接は履歴書で決まるのではなく、対面した面接官の方が受け取る印象が大切。

履歴書は自分の大まかな説明書なので、面接の時に自分をキチンとアピールできれば大丈夫です。

来週は履歴書を書く上で参考になる本があるのでご紹介しますね。


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