ヘアアートメイクで後悔する前に知っておくべき5つのコツ
こんにちは!ヘアアートメイク専門アーティストの月乃なつです🌙
昔は生え際しかできなかったヘアアートメイクですが、今ではつむじや分け目の髪の透け感を隠すのにも使えるようになってきています。
ただ、日本ではまだ新しい技術のため、あまりリスクについて理解がされていない現状があります。
どう違うの?そもそもヘアアートメイクって?
リスクがあるの?
どう回避したらいい?
これらに対する、私が知る限りの答えを余すことなく教授させていただきます。
まだまだ(というより一生)勉強中の身ですが、笑
ヘアアートメイク(頭皮アートメイク)業界においては、日本トップレベルの症例数を重ねるアーティストと呼んでいただけるレベルになってきましたので、韓国での修行経験と最先端の臨床経験から、ヘアアートメイクのリスクについて後悔する人を増やさないためにnoteにまとめさせていただきました。
是非ご参考にしていただければと思います、、!
また、この記事は文章が苦手な方にも理解していただけるように、太字部分だけで大体内容が理解できるように作成しました!
是非時間がない方も、太字だけでも読んでいただけたら嬉しいです。
ヘアアートメイクの技術の分類
ヘアラインアートメイク
機械が施術する、自動ヘアアートメイク
手動ヘアアートメイク
それぞれのメリット、デメリットや特徴などを解説していきます!
1.ヘアラインアートメイク
ヘアラインアートメイクは、一時期かなり日本でも流行っていた施術方法ですね!
眉毛のアートメイクアーティストが、生え際部分に対しても眉毛と同じように髪の毛に見立てた線を描いて施術する場合が多かったです。
しかし、頭皮は脂の量が多いので、時間の経過とともに描かれた線が太くなってしまうというデメリットがあり、今では下火になりつつあります。
(まるでボールペンで線を描いたようになってしまっている方も見受けられますが、そのリスクを説明してくれないアーティストもいるようです、、)
2.機械が施術する、自動ヘアアートメイク(ドット方式)
機械が施術する!?と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは実際はロボットが施術をするわけではなくて、動きが自動化されたマシンを使用しているので、頭皮にマシンを当てているだけで施術ができちゃう”自動化された”ヘアアートメイクのことです🤖
傷自体ヘアラインアートメイクに比べてとても小さく、皮膚の浅い部分に施術しているので、ヘア"ライン"アートメイクの「線が太くなる」というデメリットを解決した、ヘア"ドット"アートメイクとも呼ばれる技術のうちの1つです。
欧米で開発された、坊主の方向けのアートメイク技術から着想を得て、
美容先進国である韓国でアジア人向けに発達した技術です。
点(ドット)で構成されるため、ヘアドットアートメイクと言われています。
基本的に韓国のヘアドットアーティストは手動で行われておりますが、これには特殊な技術が必要で、日本には施術ができる技術者が少ないためFIXERなどの機械が施術する自動ヘアアートメイクを取り入れるクリニックが多くなっています。
自動ヘアアートメイクのメリットとしては、
①時間がかからないため、お客様の体への負担をより少なくすることが可能であるということ
②思い通りの仕上がりにならなくても1年以内には目立たなくなること
が挙げられます。
ただ、自動アートメイクの場合、針の動きが一定なので毛穴や髪の生え具合をドットごとに考慮できません。
つまり、健康な毛穴や毛根を避けて施術することができません。
私は施術する必要のないところには施術するべきじゃないと思います、
また、
この自動マシンを生み出した開発者から実際に講演で聞いたのですが、
「浅い=早く消えるけど、肌への負担は小さい」と。
せっかく入れたインクは手動アートメイクに比べて早く消えてしまいますが、それは開発者の意図や価値観ですので
「早く消える方が安心だ」という方にとっては良いのかなと思います。
3.手動ヘアアートメイク(ドット方式)
手動アートメイクはグラデーション、健康な毛根や毛穴を避けたドット入れなどが可能で、自然な仕上がりを実現できます。
ヘアアートメイクで韓国に行く人はほとんどは自然な仕上がりを求めて手動のアートメイクを受けに行くのではないでしょうか?
手動アートメイクであれば、自然な雰囲気を実現できるので特に生まれつき髪が細かったり、頭皮の透け感や猫っ毛に悩む女性、および軽い薄毛を隠したい男性におすすめの施術方法です。
女性向けのアートメイクについて、こちらに詳しく記載しているので是非参考にしていただけると嬉しいです🌙
世界中から芸能人やモデルが施術を求める韓国のアカデミーへ留学に行き、直接代表から修行した技術経験と、毛髪診断認定資格を保有して髪の毛に関する医学的知識を論文ベースで勉強している豊富な知識から、
女性向けのアートメイク技術について記載させていただいております!
男性についても人に良い印象を与えたい方など、範囲がそこまで広くない場合は手動で自然な雰囲気で施術可能です。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください✉
公式LINEへ画像を送るだけで簡単無料見積もりが可能です。
ヘアアートメイクの失敗例
1.ヘアアートメイクの失敗:変色
アートメイクは皮膚の浅い部分に色素を入れるため、皮膚のターンオーバーが影響することから、2〜3年で薄くなっていく仕組みなのですが、
針の入りが深すぎるとタトゥーとなって、消えなくなります。
一見良いことに思われるかもしれませんが、
頭皮は他の部位に比べて脂の多い部位となっておりますので、タトゥーほど深く針を入れてしまうと、まるで墨汁を水に落としたようにブワッと滲みます、、
👇こんな感じ
色も、タトゥーの黒色の発色を想像していただくとわかりやすいかと思うのですが、青緑っぽい、グレーっぽい色に変色してしまいます。
色が青緑っぽいと遠目でも結構わかってしまいますし、技術者の力量によって仕上がりが大きく左右するのです。
2.ヘアアートメイクの失敗:滲み
先ほどもお伝えしましたが、頭皮は脂の多い部位です。
脂が多い部分はブワッと広がりやすく滲みやすいですが、それはヘアラインアートメイクでも同じことがいえます。
適応ではない人に対してヘアラインアートメイクを入れると、上の写真の画像のように線が太く広がってしまうことがあります。
この辺りのリスクを予約前に伝えてくれて、自分が適応か否か判断してくれるアーティストを選ぶべきだと思います、!
3.ヘアアートメイクの失敗:まばら
ヘアドットアートメイクで深さや施術方法が一定じゃない場合、大きいドットと小さいドットが混在して見栄えがまばらになってしまいます、、
生え際部分の皮膚は薄いので、一瞬でも間違えると簡単にこうなります。
頭皮の中では慎重に行わなければいけない施術部位です!!
4.ヘアアートメイク失敗の主な原因
上記に挙げたほとんどの失敗事例はアーティストの技術不足、知識不足によるものです。
よくある間違いとしては下記が挙げられます
5.アートメイクで失敗しないために
ヘアに限らずアートメイク全般としていえることです。
大手のクリニックであったとしても、実際に施術をするアーティストが未経験に近いなどの事例も多く聞きます。
施術を受ける前に必ず「だれが実際に施術をするのか」を確認し、その人の症例などを確認するようにしましょう。
例えば、こういうチェック項目が考えられます。
アートメイクの除去と修正
1.アートメイク失敗の対処方法
アートメイクで実際に失敗してしまった場合、どうすればいいか?
レーザーで消せる範囲は限定的で、まっさらに消えるわけではありません。お金も時間も無駄にしないためにもしっかり検討してからアートメイクを受けるようにしましょう。
クリニックとアーティスト選び方
1.クリニックではなくアーティストを選ぶ
いきなり超大事なことです。
美容整形に興味のある方や知識のある方はご存知かもしれませんが、他の美容施術でもクリニックではなく実際に施術をする医師で選んでいるかと思います。
X(旧Twitter)等で症例を見て、自分にビフォーが似ていたり、仕上がりが綺麗だったり、口コミや対応、人柄を見て施術者を選んでいることが多いでしょう。
アートメイク業界でも同じです。
実際に施術をするアーティストを選ぶようにすれば、失敗率は大幅に下がります。アートメイクでは、看護師がアーティストであることが多く、施術者が直接カウンセリングし、相談に乗ってくれることも多いです。
アーティストの症例をいくつか見て、吟味することが大切です。
2.アーティストとの相談
これを軽視してはいけません。
ヘアアートメイクの完成系のイメージをアーティストに徹底的に伝えましょう。
アーティストが全力で相談に乗ってくれるかと思います。
3.アーティストの選び方:評価サイト
アートメイクのアーティスト評価サイトで有名なものはなく(看護師だと大手の評価サイトに登録できないためです)
現状、Googleマップの評価などの客観的な評価が多いかと思います。
生の声が載っているので、参考にしてみるのもいいかもしれません。
私の場合は、お客様からいただいた生の声をインスタグラムのストーリーで共有させていただいております✨
ぜひ気になる方は見ていただけると参考になるかと思います。
4.アーティストの選び方:instagram
アーティストはinstagramに症例を多く投稿していることが多いです。
X(旧Twitter)などにも上がっているかもしれません。
ヘアアートメイクの症例が多いか?
どんな仕上がりか?
症例はきれいか?
どういう技法か(ヘアライン?手動?自動?)
など見てみるといいかと思います👀
5.韓国で受けるか日本で受けるか
基本的には日本をお勧めします。
韓国も美容先進国とはいえ、技術はアーティストによってピンキリです。
また、韓国語が堪能じゃないとなかなか情報も集めにくく、結果失敗している方も多い印象です。
韓国もかなり技術のあるアーティストが多いので、もし「こういうのが得意なアーティストの情報を教えて」などがあったらコメントください!
(逆に「ここのアーティストがどうだった」などの情報もあればいただけたら嬉しいです!)
また、私が日本をお勧めさせていただく1番の理由としては、
一言で言うと、「コスパ」です。
美容医療は日本より韓国の方がだいぶ安いイメージがあると思いますが、ヘアアートメイクはなぜか日本と相場がそこまで変わりません。
それに加えて、ヘアアートメイクは定着させるのに平均3回施術に通う必要がありますので、チケットや宿泊代、食費等を考えたら圧倒的にコスパが良いと思います。
旅行ついでっていうのはいいですけどね!!✈️✨
アレルギー、アフターケアと施術後の過ごし方
1.アレルギー、感染症や肌トラブル
金属アレルギーの方でも、重度でない場合はアートメイクを受けることが可能です。アートメイクの施術では、専用の針を使用し、インクを頭皮に注入しますが、これらの色素には微量の金属物質が含まれており、重度の金属アレルギーの方は反応してしまうリスクがあります。
アフターケア
2.施術後でもMRIを受けられる
アートメイクを施していても、現状MRI検査を安全に受けることができます。
私が使用しているインクには酸化鉄などの金属が微量しか含まれていないため、MRIに影響を与えません。
(アーティストによって使用しているインクは異なりますので、検討しているアーティストに尋ねるようにしましょう🤔)
ただし、検査の際には念のため、医師と医療機関へお伝えいただければと思います。
なお、アートメイク施術後3日間はMRI検査を受けないことを推奨します。
ダウンタイム期間中は頭皮がデリケートな状態にあり、色素もまだ定着しきっていないためです。
また、アートメイクによるアーチファクト(MRI画像の乱れ)は起きてしまいますが、その程度の画像の乱れは病気の診断には影響を及ぼさないケースがほとんどです。
アートメイクの技術についてもっと知りたい方
女性向けのアートメイクについて、こちらに詳しく記載しているので是非参考にしていただけたら嬉しいです、、!
世界中から芸能人やモデルが施術を求める韓国のアカデミーへ留学に行き、直接代表から修行した技術経験と、毛髪診断認定資格を保有して髪の毛に関する医学的知識を論文ベースで勉強している豊富な知識から、
女性向けのアートメイク技術について記載させていただいております!
男性についても範囲がそこまで広くない場合は手動で自然な雰囲気で施術可能ですので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います!
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