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日本酒と言われなければ騙されちゃう ─ #日本酒のできごと (2023/12/4-12/10)

「日本酒のできごと」は、日本酒にまつわるニュースや動向を週1でまとめたマガジンです。ごはん同盟のシライジュンイチ(@hair5mm)が、毎週月曜に更新しています。

今週飲んだお酒はこちら。奈良・倉本酒造の「KURAMOTO SE」は、想像以上にソーヴィニヨン・ブラン!マスカットというか、青りんごというか、日本酒と言われなければ騙されちゃう。うまい。

「酒蔵」のできごと

・「菊正宗|VISSEL KOBE」J1優勝記念!コラボ日本酒発売のお知らせ

日本酒蔵がオフィシャルスポンサーだと記念酒は、当然、日本酒になりますね。おめでとうございます!


・山口県 阿武の鶴酒造が"町のスーパーマーケット オオゼキ"とコラボレーション「純米吟醸 オオゼキ限定アブノツル」を発売

東京を中心に神奈川、千葉にも展開するスーパーマーケット「オオゼキ」でしか買えない12月限定のコラボ酒。オオゼキは魚介類の鮮度のよさが特に評判だから、鍋や刺身で一杯やりたい。


・自然の恩恵を受けた有機純米酒「福霧」が新登場。生涯付き添う日本酒を目指して、創業400年の老舗酒蔵”福光屋”と窪塚洋介がプロジェクトに参画

有機栽培でつくられたお米からできた、年代の異なる日本酒を3種類ブレンド。


・老舗酒蔵「中埜酒造」×LOGOSコラボ第2弾!野外で日本酒が楽しめる「半田郷とLOGOS アウトドア熱燗セット」新発売!

アルミ製の徳利と燗ポット、おちょこ2つ、敷物、持ち運び用の収納巾着が入った、アウトドア熱燗セット。家でお燗をしようとすると意外と背の高い鍋が見つからないから、この燗ポットは自宅でも使えそう。


・日本酒一合缶の新ブランド「PRIME SAKE」がローンチ。世界初の日本酒一合缶専門店を京急空港線羽田空港第3ターミナル駅に2024年春オープン

羽田空港の国際線出発ロビーにオープンする日本酒一合缶の専門店。2024年春のオープン時には全11蔵の日本酒が揃うのだけれど、どれもおいしい銘柄ばかりでうらやまし。旅のおともに日本酒、良き。


「国内」のできごと

・中田英寿が考える、美味しい日本酒を世界中に届ける方法とは

中田英寿さんが現在取り組んでいるのは、日本酒の物流と販売データ管理システム。酒蔵からディストリビューター・販売店、飲食店までの流通にまつわる情報を可視化して、各拠点で日本酒の状態から在庫数や商品回転率までわかるのだとか。


・新潟酒販、ウイスキー樽貯蔵の日本酒 6酒蔵をブレンド

新潟県内の6つの酒蔵の日本酒をブレンドして樽貯蔵した日本酒「コシノロクハク ウイスキー樽貯蔵」。名前の由来は、「越の白鳥」「越の白雁」「越乃白雪」「白龍」「白露」「白瀧」と、各酒蔵の銘柄に「白」に文字が入ることから。


・富士通デザインセンターに日本酒部がある理由

富士通デザインセンターによる面白そうなプロジェクト。「日本酒体験は、今も昔もあまり変わらないのでは?」という意見には、確かに同意。日本酒に出会う以前に、日本酒も含めた「お酒」に触れる場をどのように作るかも大事だと思う。宴会のリデザイン。


「海外」のできごと

・スタンデージ、三菱商事・ABCクッキングスタジオと地域創生で連携 日本産品の海外販促イベントプロジェクトを開始

シンガポールの料理と日本酒のペアリングをテーマとした料理教室を開催。自分で作った料理に合わせて日本酒を飲んだら、日本酒への興味がより一層深まるという良い企画。

・スタンデージ、定温航空便で秋田酒造の日本酒輸出

定温航空便によるドア・ツー・ドアの輸送網を活用して、新政酒造が日本酒の輸出を開始。従来のコンテナ輸送では品質管理が難しいとされていた生酒なども、現地の飲食店のもとに変わらぬ品質のまま届けることができる。


#編集後記

2023年に購入して飲んだ日本酒は、#酒瓶採集のハッシュタグを付けてInstagramに投稿してるんですが、まだまだupできてない銘柄もあってさぁ大変。年内に全部あげきれるかな。

ちなみに、これまで飲んだお酒はこんな感じです↓

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読んでくださってありがとうございます。 おいしいごはん生活を探求すべく、あたらしい食材やお酒を試したいと思います。