燗酒が美味しい季節がやってきました─#日本酒のできごと(2023/12/11-12/17)
「日本酒のできごと」は、日本酒にまつわるニュースや動向を週1でまとめたマガジンです。ごはん同盟のシライジュンイチ(@hair5mm)が、毎週月曜に更新しています。
今週飲んだお酒はこちら。長野・宮坂醸造の「真澄 ひやおろし」。忘年会シーズンも始まり、今年は燗まかせ持参でお燗番をやる機会が増えました。
「酒蔵」のできごと
・ファミマコラボパッケージの「月桂冠カップ」が発売
ちょっと薬瓶みたいな雰囲気もあるけれど、このぐらいのフラットデザインな日本酒がもっと増えればいいのに。
・秋田の男鹿で稲とアガベのラーメン店「おがや」が手掛ける“究極の袋麺”プロジェクト
ラーメンももちろんなんだけれど、リターン品の「ラーメン用稲とアガベ」も気になる。届くのが楽しみ!
・津南醸造株式会社12/3の株主総会で役員人事の変更を実施。株式会社ユーグレナ共同創業者(CTO)の鈴木健吾氏が代表に就任。
新ブランド「郷(GO)」や手のひらボトルの旅飲み日本酒「GO PIN ボトル」、アウトドア専用日本酒「GO POCKET」など、新しいチャレンジに積極的に取り組んでいる、新潟県・津南酒造。これからの展開がさらに楽しみ!
「国内」のできごと
・世界初の日本酒の資産化マーケット「Sake World NFT」
日本酒をNFTで購入し、自分の好きな保存期間を設定して熟成・冷凍保管ができる世界初の日本酒の資産化マーケット「Sake World NFT」がオープン。保管期間は、最大25年!
・2024年3月30日に京都最大級の日本酒の祭典「Sake World Summit in KYOTO」が開催決定!
上記のSAKE WORLDが主催する日本酒イベントだから、長期熟成酒についての紹介に力が入ってそう。関西圏の日本酒イベント、いつか参加してみたい。
・広島で「お酒の成人式」 新成人向けに地元酒造会社が企画
お酒の初心者である「20歳」が安心して美味しく日本酒を楽しめるよう、お酒の基礎知識やマナー、美味しい飲み方などについてわかりやすく伝える試み。酒蔵が率先してこのような日本酒に触れる機会をつくるのはよいね。
・「意外とガチでやってます」国税局が主催する日本酒コンテストは想像以上に熱い戦いだった 全国の酒蔵が技術の粋を競う鑑評会、車で例えるなら「F1の世界」!?
「鑑評会の打ち上げの飲み会はもっぱらビールです」というのが、大変微笑ましい。
・農薬や化学肥料に頼らない日本酒「ビオサケ」を楽しみながらその意義と可能性を考える『ビオサケを楽しむ会』を日本の酒情報館が開催
11月に開催された「ビオサケを楽しむ会」のレポート。米農家がだんだんと減ってく中で、「酒蔵も原料米の栽培に関わらざるを得なくなる」というのは的確な指摘。
「海外」のできごと
・八海醸造「八海山」 ブルックリン・クラと提携を深める真意とは 日本酒の正しい情報を“現地の言葉”で発信
Brooklyn Kuraの新蔵が2024年1月から本格稼働する見通し。新蔵は製造所とセミナールームが隣接していて、将来的に本格的な酒造りを目指す人を育成するコースも用意したいとのこと。
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