魂天目指して気ままに#1

 じゃんたまの段位戦を振り返っていく。
特に気になった局面をピックアップして見返す。
現在の段位は雀豪2。

  • 局面1

 東4局0本場、2着目、トップ目とは少しの差で3着目とは1万点ほど離れている。
第一自摸を見た後考えたことは、安牌を抱えることを第一に七対子や手役を目指すことだった。この局面で一番考慮するべきことは下家の親番を流すことである。しかし、自分の手は早そうにもなく、中終盤に下家の親を鳴かせてアシストするのも嫌ったため、配牌の時点で安牌を抱えることを最優先した。
また、じゃんたまの段位戦はラス回避が重要であり、親が安い手で連荘するよりは、親が立直で高い手を上がって3着、4着目の点を減らし、あわよくば彼らの点をマイナスにして自分が2着を確保するほうが手堅いとも考えられる。 (もちろん自分のトップは欲しいが…)


  • 局面2

 南4局0本場オーラス、3着目、2着確保のためには下家から6400直撃または跳満ツモが必要。
3巡目で聴牌し、赤ドラの字牌単騎の立直がかけられる局面。ツモっても2000-4000からだが、点を上乗せするために立直する選択もあり得る。

ここでの私の選択は白単騎のダマテン。字牌単騎立直のメリットは待ちが字牌で強いことが挙げられる。一方、ダマテンのメリットはピンズや萬子が伸びることで、萬子の2-5m、3-6m、4-7mとピンズの1-4pや5-8p、6-9pのノベタンや、ピンズの6,8pを頭にした亜両面の平和が完成することが挙げられる。(打っていた時は亜両面への変化を完全に忘れていた)
ピンズ、萬子を引いての手替わりを見てここではダマテンを選択した。

 対面の両面鳴きが入った後、一枚切れの南をツモってきた。対面の河は索子のホンイツが匂う(萬子が切れていないので断定はできない)。1pがドラなのでタンヤオにも使えず、高くても8000点ぐらいと想定できる。(放銃したくはないが、放銃しても3着は確保できそう)
ここでの私の選択は…

南単騎の立直!
見返すと良くない(というか悪い、愚直な)立直だったと思われる。
南が一枚切れであるという情報にしか目がいかず、対面のソウズのホンイツをあまり考慮していなかった。他家が南を持ってきた場合について考えてみる。
〇上家が南を持ってきた場合
→安牌がなければ一枚切れの南を切る可能性あり。ソウズのホンイツをアシストして上がらせて自分のトップを確保することも考えられるため、南を切る可能性は結構ありそう。
〇対面が南を持ってきた場合
→南が必要なければ一枚切れで比較的切りやすい。ダブ南を重ねる狙いなら絶対に出ない。立直時点で南を2枚もっていた場合、最悪。
〇下家が南を持ってきた場合
→安牌が無い、または自分がトップを狙える手牌構成で南が必要なければ切る可能性あり。ソウズのホンイツに放銃したくないので南を切らない可能性もある。(うっかり満貫を放銃すれば3着になる)

ということで、対面と下家が南を切らない可能性を拭えない。一方、河が強い立直だから不要であれば一枚切れの南を切る可能性も捨てきれない。
しかし、状況を考慮しながらもこの立直を自らここまで酷評するのには相応の理由があるのだ。

上家に一発を消され、立直後の1回目のツモはなんと白…
結果論ではあるのだが、白をツモった瞬間はとても悲しかったのだ。

結果的にひとり聴牌で流局、3着となった。手替わりが多かった手牌だけに点数確保の和了ができなかったのは悔しかった。


  • 今回のまとめ

字牌単騎立直と良形への変化のどちらが有効か判断するために場況の整理が重要。

第2回からもこんな感じでゆるーく書いていきます。  はいる

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