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アンケートと初めてのファンレター | 2024/03/12の日記
日記9記事目。
■前回の日記
・ダンジョン飯のアニメが今年の1月から始まった。アニメ1話が良かったので、漫画に手を出したら数日で全巻読んでしまった。
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九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
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・めーちゃくちゃ面白かった。こんな話だったとは……。
・1話を読んだときに想像していなかった壮大な展開がありながらも、「食」というテーマをぶらさずに駆け抜けていったと思う。九井諒子先生の漫画の上手さを思い知らされた。いい作品だったな……。
・発売日を調べてみると12巻が2022年の8月に、13巻と14巻(最終巻)は去年の12月に2冊同時発売となっていた。このタイミングで1巻から最終巻まで一気読みできた私はかなり幸運だったように思う。
・最終巻を読み終えた次の日には「ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版」を予約していた。
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・1ヶ月後くらいに届いた。最近は電子本ばっか読んでたけど紙の本はやっぱり良い。この「今本を持ってるぜ感」がある重みと工夫を凝らした表紙の手触りが好き。
・内容も充実してて読み応えありまくりで大満足な一冊だった。おまけ漫画で「そこまで見せてくれるの!!」って話もあったのは嬉しい誤算。設定も大量に公開してくれていて、九井先生の構築する世界の奥深さと美しさに圧倒された。
・ダンジョン飯が好きで全巻読んでるなら間違いなく買ったほうがいい一冊だと思う。
・この冒険者バイブルには読者アンケート用のはがきが付属していて、はがきには「どこが面白かったか」「どこで購入したか」などの設問がある。
・基本こういうアンケートは私は面倒臭くて書かないことが多い。ただ、アンケートの最後にあった「九井先生に伝えたいことがあれば書いてください」という設問が目に留まった。これはファンレターみたいで面白そうだと思ったので、せっかくなので書いてみることにした。
・人生初のファンレター(アンケートだけど)なので何を書くべきか1時間ほど悩んだが、結局は「ダンジョン飯を今年読み始めて面白すぎて1週間で全巻読んでしまった」「素敵な作品をありがとうございます」「ファリンのデザインがツボです」「お体にお気をつけください」みたいなありきたりな文章に落ち着いた。
・ファンレターを書くのは本の感想を読書メーターに書くのとはまた違った良さがあった。作者本人に直接届くという嬉しさはもちろんあるが、作品の好きな箇所を思いながら一文字一文字ペンを使ってメッセージを書くのは、脳の普段使わない部分を使ってる気がして楽しかった。
・ファンレター、また書いてみたい。
・最近のマイブームに「子供の頃に読んだ本を再読する」というのがある。
・直近で感想を書いたゴールデンカムイもそうだ。
・「僕だけがいない街」「涼宮ハルヒの憂鬱」なども読んだ。「ダレン・シャン」も近々読もうかなと思っている。
・昔は気付けていなかったことに気付けたり、このシーン懐かしい!みたいなサプライズがあったりしてかなり楽しい。
・家の近くの図書館にも通うようになったので、そちらで借りて読み始めたシリーズもある。はやみねかおる先生の「都会のトム&ソーヤ」(通称マチトム)だ。
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塾帰りの内人はある晩、路地裏で創也を見かけたが、通りを曲がったとたん、姿が消えた。それがすべての始まりで、創也の夢である究極のゲーム作りを、いっしょに追いかけることになる。伝説的ゲーム『ルージュ・レーブ』を作ったとされる栗井栄太の痕跡を探す中で、下水道でのメッセージ、クイズ番組で連勝する怪しい出演者との闘い……に巻き込まれる。クールで何でもできると思われた創也の猪突猛進ぶりが明らかになり、内人のサバイバル力が輝きだす!
・な、なつかし〜〜〜!
・最後に読んだのはたぶん中学生の頃。当時は8巻までしか読めてなかったが今はもう20巻まで出ていた。光陰矢の如し……。
・内人のサバイバル知識を読むのが好きだったことを思い出した。創也の猪突猛進っぷりってもう1巻から存分に発揮されていたんだな……。ターゲット層は中学生〜高校生だと思うのだが、今読んでも全く問題なく楽しめた。
・このマチトムの世界では過去のゲームの中で特に優れている4つのゲームを「四大ゲーム」と呼んでいる。そのゲームタイトルと内容は下記。
■子牛缶殺人事件
→子牛の缶詰をめぐる殺人事件を扱ったRPG
■モグラ・マグロ
→モグラチームとマグロチームに分かれての対戦型カードゲーム
■ジャムへの荷物
→惑星ジャムへ荷物を運ぶアドベンチャーゲームブック
■匣の中の潑剌
→サラリーマンが栄養ドリンクを飲みながら襲いくる書類や首切り男を倒していくアクションゲーム
・当時は「変な名前のゲームだな……」としか思ってなかったが、各タイトルの元ネタがミステリ小説の「四大奇書(黒死館殺人事件、ドグラ・マグラ、虚無への供物、匣の中の失楽)」だということに気付けたのは嬉しかった。これぞ再読の醍醐味。
・元ネタがわかった状態で改めてタイトルを見てみるともじりかたが面白い。モグラ・マグロて。
・ジャムへの荷物と匣の中の潑剌、面白そうじゃないか?
■次の日記
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