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月曜日から

ついに2025年始まって一発目の排気口の公演情報が公開された。

今回の公演に新作と書かれていないのは、
この『金曜日から』は2021年に菊地穂波の個人企画公演として阿佐ヶ谷で行われたものの再演になっているからだ。
ざっくりなにが違うか説明すると、排気口の俳優3人がいるかいないかだ。俺たち3人がいるかいないかだ。つまり煙のにおいがするかしないかだ。会場はもちろん禁煙だ!
ただ観ただけで出てないし、脚本も加筆修正ありで、気持ちは新作なのでは?って感じで稽古は始まっている。
既にある『金曜日から』に対してのリスペクトを忘れずに2025年今できる排気口作品として作り上げていきたい。

これから客演の方々と作品を立ち上げていく奇跡の始まりは、焦点の合わない挨拶や、照れ隠しの笑いに紛れて気づきにくいが、ちゃんと奇跡と分かっていればその瞬間を逃すことはない。感謝を忘れなければの話だ。

今は終わることを考える必要はない。ただ1番高く打ち上がる花火を1番高く打ち上げる準備をひたすらにするだけなのだ。つまり稽古。
今は一人一人時間の流れは違う。これは当たり前だ。しかし公演期間、ひいてはあの明転から暗転するまでのあの時間。その時間だけは同じ時間が流れててほしい。つまり本番。
今はまだ何も見えないかもしれない。でも真っ暗なトンネルを抜ければ眩しすぎるそこには見たことのない景色が広がっているはずだ。座組のみなさまと観てくださるみなさまとそれは信じたい。つまりなんだ?

https://youtu.be/0qkACaVx5-o?si=3TZxTpTOenFEOFL9

憂鬱な月曜日からでも前を向く勇気を持って。

佐藤暉


排気口公演『金曜日から』

【日時】
2025年3月
5日19:30
6日15:00 19:30
7日15:00 19:30
8日15:00 19:30
9日13:00 17:30
【料金】
予約3500円・当日4000円
【場所】
千本桜ホール
予約はhttps://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=fyfw7lsn
約95分 途中休憩無し

すべては思い出せなくても。

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