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自分の心身を健康にしてあげようとするのに疲れた

とにかく基本的にだるい、動きたくない。
恐らく一般の人が言う「やる気がでない」の500倍はやる気が出てない。
やる気は出るもんじゃないらしい、やったらやれるものらしい。
じゃあもうやれないんだから、スタート地点の一歩前にもたどり着けない。
10秒やったらやる気がでるらしい。でも1秒もできない。
なにせ体が起き上がらない。起き上がってないから体調が優れないんだというものよくわかる。
じゃあ健康的な生活を心掛けてみよう。良質な睡眠、食事、運動。
あれ、それらをやる気力はどこから…?
エネルギー不足なら、一旦休憩してみましょう。いやいや、かれこれもう2年ほど休憩しております。

最近は健康のためというより、節約の為にやらざるを得なくて自炊をする回数が増えた。心は少し晴れやかになったけど、びっくりするぐらい体調は変わらない。基本的に自分が作るご飯はそんなにおいしくないし、健康を考えてレシピを探しているうちにノイローゼになりそうになる。一生懸命作ったご飯を全然食べきれなくて、ダメにしてしまう時もある。
冷蔵庫の中の余り物をみて、すごく欝々とした、申し訳ない気持ちになる。隣においてあるチョコボールならばくばく食べられるのに。

一時と比べたら、運動も心掛けているはずだと思う。毎日在宅だから、そもそも普通の人より動く量はものすごく少ないのだけれど、それでも自分の出来る限りでYouTubeを見ながら筋トレしたりヨガしたり。
自分のできないことはよくわかっているので、ジムやヨガ教室に通うのははなから諦めている。決められた場所に、しかも周りには知らない人ばかりの環境の中で運動するためにどこかに通うなんてできるわけがない。
だから毎日1人で、家で、せっせと動いてみる。
できるだけ買い出しや散歩にも出かけるようにしてみる。無駄に回り道を増やして歩数を稼いでみたり、土日もなるべく出かけてみたり。体力のある周りの人に連れ回してもらったり。
そしてまた、体調を崩す。「疲れがドッとでたんだね~」「休んで良いんだよ」と自分を労ってあげたいけど、どう考えても疲れがドッと溜まるほどには稼働していない。ただ普通の人が動いている量に追いつこうと少し動いただけで、普通の人が体調を崩す以上に崩してしまう。
以下みたいなイメージ。

元気ゲージ
ふつうの人が元気な日(勝手なイメージ)
私が元気な日(なんだこのグラフ)
基本的にずっとここ

この、ごくたまに訪れるちょこっと元気が頭を出してくれる日を期待するのに、疲れた。
いつまでも、なんとかして普通の人と同じ土俵に立とうとしてもがいている気がする。フリーランスになって、時間的にも場所的にも自由になって、じゃあ自由に生きれるかっていうと、結局やりたいことをやるためにも心身をできるだけ健康な状態にもっていかないといけない。
好きな時間に寝て好きな時間に働いて良いですよ、という環境に置かれたところで、最低限は動ける心身になっていないと「自由に働く」ことすらできない。
毎日毎日、目を覚ましては、目の前に居る戦わなければならない相手は自分ばかり。今起き上がるか、起き上がらないか。着替えて外に出るか、家で縮こまっているか。「どうする?」「動けない」「でも動きたい」全部自分の気持ちで、誰がどうとかという話じゃない。
普通じゃなくて良いとか、他人と比べなくて良いとか、自分のやれる方法を探せば良いとか、そういうことのもっともっと奥の前提の部分で、人間として最低限の生活を送るための駆動力みたいなのが2%ぐらいしかないような気がする。日々、2%を使い切って電源が落ちて、たまに頑張って8%までもっていって熱暴走して落ちて、廃盤・寿命寸前の使い古されたウォークマンみたいな可哀想な状態…(?)
他人と比べるもなにも、駆動力が人より異常に少なければ、平均的な人が普通に暮らせている今の社会で心地よく生きていけるわけがない。
全員ぐでたまの世界だったら、私だって普通になるために悩んだりしないのに。

ぐでんで


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