詩「こころの浅瀬で」
ぼくは泳げない
ぼくは泳げない
だから こころの奥深く
もぐろうとすると
怖い……
光の届かない水の底は
息苦しくて
ぼくは泳げない
だから こころの浅瀬に
とどまっているけれど
怖い……
水面に照りつける太陽の光は
眩しすぎて
ぼくは泳げない
だから 自分の居場所を見つけようと
詩を書く
そうして こころの海を
泳いできたけれど
実のところは
溺れているのかもしれない
ぼくは泳げない
ぼくは泳げない
だから こころの奥深く
もぐろうとすると
怖い……
光の届かない水の底は
息苦しくて
ぼくは泳げない
だから こころの浅瀬に
とどまっているけれど
怖い……
水面に照りつける太陽の光は
眩しすぎて
ぼくは泳げない
だから 自分の居場所を見つけようと
詩を書く
そうして こころの海を
泳いできたけれど
実のところは
溺れているのかもしれない