「学校行けたらいいね」「行けてよかったね」って言わないで
最近は、夏休み終わりが8月31日より前の学校も多いらしいですね。
考えただけでイヤだわー。地獄(登校)が早く始まるとか、ムリだわー。
と、元不登校生は思う。
夏休み中は、昼間から同級生たちがうろついていて、外に一歩も出られない。
夏休みが終われば、また学校に行けない自分を責め続ける地獄が始まる。
こわい、はずかしい、つらい。そんな感情を乗り越えて、あるいは押さえつけて学校に行こうと死にものぐるいになっている子もいる。
その気持ち、覚悟、行動力は本当に尊敬に値する。
そんながむしゃらに前に突き進もうとしている子に、あなたはこんな言葉をかけようとしていないだろうか。
「学校行けたらいいね」「学校に行けてよかったね」
こんなこと、絶対に言わないでほしい。
「学校行けてないなんて、おかしいんじゃない?(学校行けたらいいね)」
「今までみんなと同じことができてなかったよね(学校に行けてよかったね)」
って言っているようなもんだから。
学校は別に行かなくてもいいところだし、学校に行くことだけが普通じゃない。
目の前の子の心を守ってあげることを、第一に考えてください。
きっと、子どもに寄りそってくれている人はたくさんいるから、私は頭の固い大人にチクッと言ってみました。
この記事を、大人に見せるのもいいかもね。