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更年期症状ードライマウスの対処法
更年期に入りエストロゲンが減少するとドライアイ、ドライマウス、ドライスキン、ドライヴィジャナ(腟)など、あらゆる箇所(粘膜)が乾燥するという症状が現れてきます。
ドライシンドロームともいいます。
ここでは、ドライマウスのついてお伝えします。
ドライマウスになると、口臭が強くなる・味覚が変化する、食べ物が噛めない、飲みこめない、口がカラカラ・ネバネバして水分を手放せない、舌がひび割れる、虫歯や歯周病になりやすいなど、様々な影響が出ます。
飴ちゃんをいつも持ち歩く、更年期世代の女性が多いのは、このドライマウスのためでしょう。
虫歯や歯周病になると歯を失ってしまうことになったり、様々な病気を引き起こす原因となったり、噛めなくて栄養が十分に摂れなくなったりしますので、予防しておきたいところです。
更年期になるとなぜドライマウスになるのか
それは、
①エストロゲンが減少することで唾液の分泌が減少してしまうこと
②自律神経の交感神経が優位になって唾液の分泌が抑制されてしまうこと
があげられます。
余り症状が強いときは、更年期世代に発症しやすい自己免疫疾患シェーングレン症候群や糖尿病との鑑別も必要です。
ドライマウスかチェックしてみましょう
お口の中の乾燥度チェック 次の項目で3つ以上当てはまる場合は、ドライマウスの可能性があります。
飲んでいる薬の影響を受けていることもあるので歯科医師などに相談してみましょう。
🔲 口の中が乾いて、カラカラする。口の中がネバネバしていて話しにくい。
🔲 クラッカーなど、乾いた食べ物を飲み込みにくい。
🔲 舌がひび割れたり、口の中に痛みがある。夜中に起きて水を飲む。
🔲 味がよくわからない。口臭が気になる。
🔲 虫歯が増えた、入れ歯を調整しても合わない。
いかがですか?
ドライマウスの対策
①こまめに水分を摂取する
②ガムを噛む(キシリトールガム、シュガーレスがお勧め)
③唾液腺の刺激
↓ 参照
④エストロゲンの減少で起きていることなので更年期障害の治療を受けるのも一つです。
歯科健診を受けましょう
歯科健診を受けて虫歯や歯周病のチェックとメンテナンスを行いましょう
歯周病は万病の元ですから、2025年から国民皆歯科健診制度が導入され無料で受けれるようになる予定です。
とはいっても、2025年を待たないで、2024年から受けておきましょう。
お口大事ですよ!
もし、受診する前に相談したい、どこを受診すれば良いのかわからないという方は、ハイジアの相談サービスをご利用ください。
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