あの時、母は更年期だったんだ!
自分が更年期の症状で辛い思いをして、母のあの時は「コレ」だったのかとわかります。
あの時、母は「更年期だから」とは言わなかったし、親子で戸惑っていた感じ。
看護学校や看護大学の学生に講義をしていますが、その感想にも、母親が更年期が理由で不調だったのかと、講義を聞いてようやくわかった・・と、書いてくることが多いのです。
おそらく母親自身も更年期からくる不調だと気がついていない場合もあると思います。
日本には、更年期の体験を子供に伝える文化は、まだあまりないですね。
女性に更年期があることをどうして知ったかと聞くと、「親戚の集まりで、叔母さんの話から・・」という答えるかたも何人かいます。
何となくわかるけど、詳しいことは知らない。
正しい情報はわからない・・というところですね。
本当は、母親が自分の更年期の症状やこうすれば楽になったとか、治療をしたなら治療の効果など、体験(と正しい情報を)伝えてくれれば、子どもも自分の更年期の時に思い出し、自分が更年期であることに気がつくではないかしら。
更年期の症状は、母に似る・・という誤解も解消することが必要ですが。
平均寿命が、50歳に届かなかったころは、あまり更年期で悩まなかったかもしれませんが、今は平均寿命が延びてほとんどの女性が更年期を経験する時代です。
もっと、更年期に関する知識が拡がって、母親も含めいろいろな人とオープンに話すことで、自分なりの対処ができるようになってほしいと、願うばかり。
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