昨日桜が満開になって、今日は雨もあって、もう散り始めてる。
緑が芽吹いて来て、時の流れを感じますね。
ここ半年ぐらいずっと考えてて、
どうもこの感覚は言葉にしづらいなとは思いつつ、
ほぼ毎晩寝る前に考えていた事があって、
そろそろ纏まって来たしアウトプットしようかなと。
どういう事を考えていたかというと、
人の時間とか思い出(思い入れ)とかって意外と人によって差異があるなと。
特に思うのが学生時代のこと。
それが中学でも高校でも大学でも良いんだけど、
「長い人生のうちのたった3.4年」って感覚があるのも分かるし、それはそうだと思うんだけど、
というか多分その感覚の人の方が多いかもとも思う。
ただ俺は逆にかなり思い入れがあって、
その違いって不思議だなとは思ってたのね。
全盛期を振り返るみたいな優雅な感じでもないのよ。全然。
それこそたかが3年ってのも分かるというか。
また俺の思い入れってのもなんか超特定の場面って言うよりかは全体的に好きってだけだからまた難しい。
俺は大学行ってないから、大学生活とかは分からないけれど、18歳以降も楽しい場面とか、今思い出しても良い思い出みたいなのはあるのよ。
ただ、なんか中学、高校、特に中学中盤から高校の時の時間って自分の中でかけがえがないというか。
まあ、普通に考えて学校というコミュニティに属する事がもう恐らくは無いというのもあるんだろうけど。
でも特定の誰かがというよりは良い人が沢山いたって印象で、BADな事も無茶苦茶あったけど、
「ああ、あの人達と一緒に過ごせて良かったな」って気持ちの方が全然デカいのね。
で、これは良い友達がいたからかなとか考えてたんだけど、大人になってからも良い友達はいるし、どうやらそういう事ではないっぽいぞ、と。
それでゆっくり考えた結果、その時期って多分自分の人生にその後大きく影響を与える物と出会ってて、とにかく初めてぐらい何かに夢中になってて、それなんじゃないかと。
俺の場合音楽ね。
多分中学2年生ぐらいでちゃんと聴き始めて、
高校入ってすぐやりたい事は決まっちゃってたから。
じゃあ先を考えてたかって言われたら別に考えてないんだよな。
考えてないというか、他に選択肢が無いから
続ける続けない、辞める辞めないの話じゃないというか。
確か中3の夏休みにサッカーやってたら、その高校に行った女の先輩達が中学まで来て「あんたそーゆー格好してるなら絶対うち来た方が良いよ」って誘われて、
土壇場で志望校変えてその高校行ったんだけど、
あの誘いがなかったら、やってたとしても始めるのは遅れてただろうなとは思う。
ま、だから多分俺が思うに、自分の人生で忘れがたい期間って、自分にとって本当に大事な物に出会ったタイミングなのかなと思う。
つまりはそれが大人になってから来る人もいるよね。当然。
仕事であれ家庭であれ。
あーゆーのって思わぬ所で出会っちゃうんだから。
やりたいことが無いとか、見つからないって人も結構いるらしいけど、
探すのやめたら良いんじゃないかなと思うんだよな。
なんか本当にやりたい事とかって、目の前から車が突っ込んで来る時みたいに避けようがないから、
気付いたら目の前に現れてて、気付いた時には持っていかれてる様な気はするけどな。
なんかそういう観点で見ると、今子供と過ごしてる期間も将来振り返った時に濃い期間なんだろうなとは思う。
書きながら思ったけど、何にせよ必死になってる時ってのは後々自分の中に残るわ。