焚き火のような人生の先に残るのはどんな答えだろう
線香花火は人生に似ている、なんていうけれど。
久しぶりに焚き火をして、こっちの方がより人生じゃないかと思ってしまった。
線香花火は、チリチリと小さな火花を放つところから始まり、徐々に盛り上がって綺麗な花を咲かせた後は、次第に勢いを弱め、またチリチリと消えるか消えないかの火を散らせながら、最後は萎んで黒くなる。
なるほど、それが人生といえばそうなのだろう。
一連の様は、肉体の成長から最盛期を経ての衰えとも取れれば、みずみずしい青春や華やかな絶頂期から晩年へ向かうようでもある