「ABC理論」を学び感情をコントロール
ABC理論では感情発生のプロセスを、A(出来事)B(観念・受止め方)C(感情)の順で言語化していく。
そしてB(観念)を書き換える論駁(ろんばく)を行うことで、非合理的な思考パターンを手放していく。
いつも同じ失敗を繰り返すのは何故?
昔から同じパターンで失敗するのは、誰でも経験があると思います。原因は考え方のクセを持っているからで、このクセがB(観念)なのです。でも、無意識にやっている事なので変える事は難しい。
この考え方のクセを、論理的に解決するのがABC理論。これを理解できれば、感情をコントロールする事ができるようになります。
ABC理論をイラストで解説
A・B・CはActivating event(出来事)・Belief(観念・受止め方)・Consequence(感情)の頭文字。
メッセージの返信がないという出来事を、嫌われたと受止めると悲しいですよね。
同じ出来事を軽く扱われてると受止めると、気持ちは悲しいから怒りに変わります。どちらもネガティブな感情なので、ポジティブな感情に変えたいですよね。
今度は相手が忙しいと受止めます。これなら仕方ないと思い、自分も相手も責めなくてすみます。このようにB(観念)を選べば、間接的に感情も選べるのです。
どんなB(観念)を持っていますか?
自分の考え方のクセは意外と自覚できません。私はずっとA(出来事)→C(感情)という認識をして、B(観念)は自動で反応してるだけ。
これは自分の性格だから変えられないと思ってました。しかし、ABC理論を学ぶ事で、意図的に変える事ができる様になりました。
ネガティブな気持ちになったら、どんなB(観念)が反応してるか意識してみてください。きっと、良い変化がおとずれますよ。
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