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フラ・フラダンス感想

自分用の感想メモ

スタッフの多くがアイカツと共通していることから星宮いちごちゃんが応援大使に任命されており、入場特典も途中から上記のものになったため、そのタイミングで劇場へ。

前情報も全くなく、正直特典のために映画館に行ったようなものだったが、これがかなり好みだった。

◯物語の中盤までは、ポスターから予想できる通りの内容かな…と見ていたが、どんどん引き込まれ気づいたらボロボロ泣いていた。

◯全体的な雰囲気とストーリーはラブライブとSHIROBAKOを足して割ったような感じ。

◯被災地応援の一環として作られた作品らしい…がそれを知らずに見たので、めちゃくちゃいわき市の実在の施設や観光スポットがでてきてびっくりした。こんなん半分ハワイアンズの広告アニメでは?

◯後から言われて見れば非常にシンプルな伏線が初めから仕掛けられている。幸運なことに自分は気づかなかったため、物語を最大限楽しむことができたのかもしれない。

◯1つ1つのエピソードが短すぎる、尺が足りなすぎるので1クールアニメにしてほしい、という感想が多いみたいだけど、自分はそんなに気にならなかった。
確かに終始駆け足ではあったけど、100分の映画としてテンポよく楽しめた。単に、歳とともにだらだらアニメを見ることが出来なくなってきてるからかもしれない。
でも確かにもっとエピソードの取捨選択の余地はあったかも。

◯逆に気になったのは、劇中のアイドルグループ「いついろディライト!!」について。
劇中アイドルグループとして5人(声優は主要キャラ5人と共通)のCGまで作られるも、出番はライブシーンのみ。劇中で唐突にライブに行き、異様に力の入ったライブシーンを見せられた時の、なんでこんなキャラ、こんなシーンを力入れて作ったんだ?感は否めなかった。
楽曲にも力が入っており、コールが飛び交うガチガチのアイドルソング『ありがとFOR YOU』は、作詞作曲がでんぱ組等アイドルグループへの楽曲提供などで知られる玉屋2060%。
この曲が物語後半、「唐突なライブシーンはこのためだったんです!」と言わんばかりに役割を持つのだが…これがノレなかった。
「コールが盛り上がりました!」って…それは君らの功績じゃないだろ。

全然関係ないけど、玉屋2060%さんは現在放送中のデジモンシリーズ最新作、デジモンゴーストゲームでも、所属するバンドWiennersとして主題歌『Faction』の作詞作曲歌唱をしている。ファクションファクション。

◯ディーンフジオカがもうめちゃくちゃディーンフジオカだった。

◯アイカツを感じる作画、シーンもちらほらあった。特に最後のシーンはそれを顕著に感じた。
また最後の主人公のセリフは…自分の考えすぎなのかもしれないが、完全にアイカツと重ねてしまった。なんでもかんでも関連性を見つけたがるオタクの悪い癖かもしれないが…いやでも絶対意識はしてるでしょ…これが全然話題になってなかったから、無理にでもアイカツオタクを呼び込もうと入場特典アイカツにしたんじゃないのかと思ってしまう。

とにかく、気持ちよく泣ける、短くまとまった好みのアニメだった。

スパリゾートハワイアンズ、いつか行ってみたいね。

87

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