見出し画像

新たな挑戦

こんにちは。髙良幸作です。

今回は、私が新たなコミュニティとして所属する玉名未来づくり研究所について書いていきたいと思います。

玉名みらいづくり研究所とは

熊本県玉名市のまちづくりの未来に携わっていく若者(高校生から39歳以下)が「これからの自分自身のあり方、地域のあり方」について、学び、研究し、そして自己実現をしていくコミュニティ!!!

玉名未来づくり研究所に参加した理由

私は、現在、熊本大学大学院1年生で土木の観点からまちづくりについて学んでいる。そんな中、去年から、玉名という地域には訪れる機会が多く、花菖蒲祭りや、夜市といったイベント時に、以前所属していた研究室のメンバーと共に町屋を利用して、食事処や子供たちの遊び場を提供していた。

花菖蒲祭り時のCAfe&Barの運営

画像3


夜市の子どもたちの遊び場の提供

画像3

玉名にはこういったイベントを通して今まで知らなかった魅力を知ることが出来た。大学院でも、また玉名についてたくさん知りたい。そして、盛り上げていきたいという気持ちで参加を希望しました。私は、玉名出身でもなければ去年のイベント時でしか玉名にかかわりはないが、イベントでの非日常だけでなく日常での良さをたくさんの方に伝えていきたいと思いました。

8月22日ついに第一回目が開催された!

画像1

本当は、オフラインでの開催予定だったが、コロナの影響もあり第一回目はZoomでの開催であった。しかし、玉名の未来を作っていきたいという高い志を持ったたくさんの方々が集まっており、すごく充実した時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

第一回目の講師として、熊本大学の田中尚人先生古民家再生協会の村田智仁さんひまわりテレビの種子島さん建築設計家の荒木建一郎さんの4名のお話を聞いて、最後の30分間、感想を交えてワークショップを行った。

村田さんと荒木さんのお話では仕事をする上での考え方、未来の働き方を学ぶことが出来た。現在、日本では少子高齢化に伴い、空き家問題が挙げられる。玉名の地域でも多くの空き家やが見られるのが現状である。その問題に対して、空き家や古民家をリノベーションして提供するという働き方。私も去年まで建築を学んでおり、新しい建物への設計などに興味があった。しかし、新しいものを作るだけではなく、今あるものに対して魅力を与え再利用していくという考え方はこれからの時代とても大切で、まちづくりと似たような考え方だなと感じました。

続いて、種子島さんのお話は地元への考え方などについて熱く述べてくれました。ケーブルテレビという地域の情報を発信している種子島さんは玉名出身ではないが玉名の魅力を伝えるためにすごく努力している方でした。玉名の人たちが地元を好きになってくれるようにテレビでの発信し続けている。

話の中で、とても心に残っている言葉があった。

「何もない場所でも地元の思い出があればそれ以上の価値がある。」

「今あるものを残す。大事にしていく。新しいことを始まめるなら継続性が重要」

「まちのためになにかやりたいのなら勇気を出して声を出して発信することが重要」

すべての言葉がとても心に響きました。

私が、将来、まちづくりに携わる中でとても大事だと感じたし、何より、地元に対しての思いというものを改めて考える機会となりました。

そして、最後に田中先生が総括して話してくれた際に、

「先代が作ってきた仕事や当たり前の風習を今後残していくことは難しい。しかし、それだけを残すのではなく、今の若者は未来の当たり前をつくり残すことが出来る」と述べていた。

これは、私たちの若者が未来を作っていく中でとても必要不可欠な考え方だと感じた。先代を残したものや風習といったものを残していくことも重要だがそれでは、現状維持にしかつながらない。

村田さんや荒木さんが述べていたように今あるものから新たな魅力を発見してこれからの未来につなげていく。

種子島さんの新しいことを始める際は継続性が重要であり、考え方を持っていても発信しなければ意味がない。声にだして伝えていく。

この2つは玉名の未来を考えるうえで大事にしていきたいことである。

今後の活動に対して

第一回目の開催でこれだけ多くの学びを得ることが出来た。

これから引き続きたくさんのことを知り、考える機会があるだろう。

コロナの影響もあり、すぐにはオフラインでの開催は難しいかもしれない。
だけど、玉名に対してこれだけ強い思いを持った人たちが集まっているということはとても心強い。

自分が出来ることを再度改めて考え、玉名未来づくり研究所で何ができるのか、受け身の形ではなく、できるだけ主体性をもって動いていきたい。

第二回目の開催も非常に楽しみである。

私自身の成長も含めて、玉名の未来のため、まちづくり、地域に携わるとはどういうことなのか。ということを、たくさんの人たちと意見を交わして考えて答えを見つけていきたいと思います。


よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?