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なつやすみの課題図書(出す側)

帰国した生徒とオンラインレッスンにて、日本に戻ってきてなにがいちばん食べたかったか尋ねたら、「かけうどん!」という答えが返ってきた。めちゃくちゃ和食だねと笑いながら、そういえば夫も、二週間の海外出張から帰ってきてまず食べたがったのは出汁だったことを思い出す。友人は、日本のカップ麺だった。私はそんなに長く海外に滞在したことがないから、なんだろうなと考える。短期間でも、甘くないペットボトルの冷たい飲み物が飲みたくなったことは覚えているが、食べ物は。

2回の夏休みに分けて読んできた「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を、生徒はとうとう読み終えた。
全体的な感想で、去年の夏に読んだ時は難しくてわからない部分も多かったけれど、今年は理解ができて、面白くて、この本はとてもいい本だと思いましたと言った。「できれば英訳でもう一度読みたいです」とも。
ところで本の中に「グリーン」の意味についてのくだりがあり、「嫉妬」とも書いてある。生徒に尋ねると、ブルーが憂鬱を指すように、グリーンも嫉妬として使うのだと教えてくれた。
それで、あ!と、急いで「インサイド・ヘッド2」のホームページに行き、新キャラクターの「イイナー」を開く。緑色だ。「だからイイナーは緑色なの?」と声をあげると、生徒はそうです、そうですと頷いていた。 感激。

生徒がIB試験を受けるまであと2年。
次は、「はじめて読む!海外文学ブックガイド」か、「短歌と俳句の五十番勝負」か、どちらにしよう。


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