「手紙の時間」- 納涼の日本橋、葉月の手紙 -
納涼の日本橋、葉月の手紙
暑い日が続きますが、立秋を過ぎると、暦の上ではもう秋。
季節のお便りも、この日を境に「残暑お見舞い」となります。
今回は、残暑見舞い にぴったりな切手と手紙のコーディネートついて、POSTORY代表の近藤千草さんとお届けいたします。
こちらは、罫線のみのはがきを用いた、すっきりとしたコーディネートです。文字だけの手紙は、言葉を伝える手紙本来の役割と、美しさを感じさせます。
(こちらのはがきは、榛原日本橋本店でのみ取り扱っています。)
残暑お見舞いを送る時期
残暑お見舞いは、一般的に暑中お見舞いの時期に出しそびれてしまった場合や、暑中お見舞いをいただいた時のお返事に活用します。
8月末頃か、遅くても白露(2022年9月8日)の前日までに着くように送りましょう。
残暑お見舞いの文例
縁起物の瓢箪の蛇腹便箋で、のびやかなご挨拶を
のびのびとつるを伸ばして葉を茂らせ、やがて鈴なりの実をつける瓢箪は、昔から吉祥の意匠として愛されてきました。
初秋の季語でもある瓢箪は、残暑見舞いにぴったりの柄ですが、榛原の蛇腹便箋は意匠化されているため、一年を通じてご利用いただけます。
特殊切手「江戸-東京シリーズ 第1集」のご紹介
2020年6月16日、日本郵便株式会社より、特殊切手「江戸ー東京シリーズ 第1集」が発行されました。
84円切手、63円切手の両シートに、東京の古今の風物が双六風に描かれています。
色硝子紋様の団扇をはじめとした、榛原の和紙小物も題材としてご利用いただいているほか、手紙の時間を楽しめるモチーフが沢山詰まっています。
詳細につきましては、下記をご覧くださいませ。
東京の古今に思いを馳せて
最後に、特殊切手「江戸ー東京シリーズ 第1集」にぴったりの便箋、「江戸古地図レターセット」をご紹介します。
江戸城を初め、日本橋、神田、本郷などの地名もみられ、現代の町なみと比べながら眺ても楽しい便箋です。
江戸時代から現代に至るまでの時の流れ、その中で変わってゆく風景や、変わらず人々に親しまれる文物を思い描き、お楽しみいただければと思います。
※ 本連載に掲載の切手は、
日本郵便株式会社において販売終了しているものを含みます。
何卒ご理解の程お願い申し上げます。
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