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2024年11月15日(金)ドル円戦略と結果
注目材料
・政府日銀円安牽制発言
・日本実質GDP1次速報値第3四半期
・五十日仲値
・日本5年債入札
・米国輸入、輸出物価指数
・米国NY連銀製造業景気指数
・米国小売売上高
・米国鉱工業生産指数、米国設備稼働率
・米国アトランタ連銀GDP Now
・FRB要人発言
・IMM通貨先物円ポジション
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
<まとめ>
東京マーケット:
日足始値156.28
取引開始後、前日NYクローズ直前からの米国パウエルFRB議長のタカ派発言の影響や週末五十日仲値に向けたドル買い需要で、日足高値156.75へ上昇。
しかし、仲値通過後の決済や加藤財務相の円安牽制発言を受けて日通し安値156.28へ下落して揉み合いで引けました。
欧米マーケット:
東京クローズ直後からドル円急落発生し、欧州オープン直後には日通し安値155.22へ急落。目立った材料ないことから週末ポジション調整と推測します。但し、今までと異なる手段を用いた政府・日銀為替介入との見方も出ていますが真偽不明。
米国小売売上高(強弱混在)、米国輸入、輸出物価指数(強)、米国NY連銀製造業景気指数(強)となり初動155.72へ上昇するも、トランプトレードの熱狂が冷めた巻き戻しの動きやポジション調整の影響のためか全戻しから乱高下。
NYオープンすると、米国株急落(円キャリー巻き戻し)に連れて日足安値153.86へ急落して引けました。
総じて、米国経済指標やFRB要人発言の影響乏しく、トランプトレードの熱狂が冷めた巻き戻しの動きや週末ポジション調整と推測される円買い・ドル売りでドル円急落となりました。
日足終値154.35