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2024年9月17日(火)ドル円戦略と結果
東京マーケット:
日足始値140.61
取引開始後、前日米国NY連銀製造業景気指数(強)の影響継続、日本三連休明けのドル買い需要のためか、日通し高値141.25へ急上昇。
しかしながら、FRB9月0.50%利下げ観測(日米金利差縮小)を嫌気した株売り(円キャリー巻き戻し)と鈴木財務相の急変動牽制発言(ドル円急上昇直後のため、円安牽制と判断)を受けて、4H足20MAや1H足戻り高値141.23に押されて日通し安値140.32へ急落。
株売りが収まるとドル円も上昇に転じて引けました。
(1H足逆三尊右肩形成)
欧米マーケット:
欧州オープン直後、再び140.35へ下落するも、欧州株上昇(円キャリー促進)と全戻し。
その後、FRB9月利下げ観測0.25%か0.50%の判断材料として注目される米国小売売上高を控えて揉み合い。
米国小売売上高は強弱混在。重要視されるコア前月比(弱)でしたが、前月比(強)で消費は底堅いと判断され、米国景気減速懸念後退リスクオン(株買い、債券売り[利回り上昇]、ドル買い、円売り)によりドル円上昇。
更に、米国鉱工業生産指数・米国設備稼働率(強)、米国20年債入札(弱)を受けて引けまで上昇継続し日足高値142.47を付けました。
日足終値142.40
(月足押し安値付近で、日足明けの明星形成)