【♯4】社会人(ベトナム編)
〇ベトナムでの仕事
少し述べましたが、ベトナムでの仕事は監査ではなく、リエゾンといわれる日系企業と専門チームの橋渡しのような仕事をしています。
社長の方とお会いし、課題を抽出し、提案までするので、営業に近いかもしれません。また、セミナーや執筆といったマーケティングもします。リエゾンはイメージが難しいと思うので、また別の機会に書こうと思います。
会計、監査だけでなく、税務、国際税務、移転価格、M&A、会社法、労働法といった色々な知識が必要されます。監査で1分野を深堀した経験を軸に、いろんな分野にピボットするようなイメージです。
もともと来る前から3年を1つの区切りにすると決めていました(もちろん残るのも1つの選択肢)。ちょうど3年が経つ今年は、次のチャレンジをどうするかを考える年でした。去年の年末くらいから真剣に考えてはじめて、今に至ります。
ベトナム単身生活では、とにかく時間があるので、色々と自問自答する時間も増えます。その結果、今行きついた結論は(少し青くさいですが)、
幸せは、仕事ではなく、人間関係、特に家族との時間の中にあるということです。また、素直に人生に楽しむ方法を選ぶということを軸として動こう思っています。
留学準備や転職活動で、今までのことを振り返り、自分自身に向き合って考えたことを、今これを文章にしたいと思い、Noteをはじめました。全て書ききれるかは不明ですが、今後は今思うことを記録していきたいと思っています。
〇最後に
だいぶ長くなりました。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
一見順調に来ているように見えるかもしれませんが(そんなことないか)、大学受験で志望校にことごとく受からなかったことや、会計士試験で、不合格からのベンチャー勤務での時は、同期、後輩や彼女(今の奥さん)がいい大学に入学したり、会計士試験に合格したり、いい会社、恵まれた環境で働いていて、かなり焦ったり、他人がうらやましくなったり、自分のいる場所がここではないと思ったりしたこともあるのも事実です。
そんな経験をするたびに、周りのサポート、運(と自分の努力)の中で、もがいて、あがいて、ぎりぎりやってきて、今があります。その度に次のステージがあって、ワクワクがあります。
人より優れてるとか、いい大学、いい職業なんてものは誰かが作ったブランドなんだなと思います。
一方で、自分が届かなかった場所に届いている人を素直にすごいと思うようになっています。若いときは認めるよりも悔しさやみじめさがありましたが、年々受け入れられるようになってきている気がします。これが年を取ったということでしょうか。結局、
どこに所属していたって、自分がその場所を好きになれるか、誇りを持てるか、幸せと感じられるかがとっても大切なことなんだと、色々な経験を通じて今は思っています。
ミスチルのHEROに以下の歌詞があって、なんか僕が気づいたことを歌にまでしていて櫻井さん相変わらず超天才って思います。締りが悪いですがこの辺で!
人生をフルコースで深く味わうための
幾つものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり
渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを笑って食べる
君の側に僕は居たい