Academic Writing⑤結論と見直し【エジンバラ 大学留学:後期】
最後の5週目にようやくきました。あっという間。後期も授業は折り返しですね。中間の課題が徐々に始まり、結構苦しんでいて、ライティングまで手がまわっていない今日この頃です。
Conclusion部分で大事なこと
①問いに答えているか?
例えば以下のエッセイを比較すると、問いが”どの程度か”と聞かれているのに、2つの目のエッセイではきちんと答えていません。
結論部分の2つの機能の理解ー見直しと将来へのサジェスチョン(重要)
①振り返る:本文で取り上げた主要な論点を要約し、首尾一貫してまとめることで、読者にあなたの論点を思い出させ、何らかの評価や解釈を与える。
②将来への提案 : 改善のためのいくつかの提案をしたり、将来の方向性や方針について推測
・Academic essayの結論部分に何が含まれるべきか
以下の6つの要素が基本的には記載が必要となります(必要に応じて取捨選択)特に太字の3つはマストで入れます。
<まとめ>
・論文の目的の再掲(または仮説 の再掲)
・要点・所見のまとめ、仮説を支持しているかどうか、他の研究者の所見と一致しているかどうか
・所見の可能性のある説明、および/またはそれらについての推測(自分の意見、評価)
<研究では立証していない(できなかった)こと>
・研究の限界
・インプリケーション(調査結果からの一般化 )
・今後の研究・実用化への提言
以下の文例は参考として、真似しようと思います。
逆に書いてはいけないこと
・新しい議論を導入しない
・直接の引用を避ける -ここのパートは、 自分の意見を述べる場所
・議論の方向性を急に変えてない - 結論は論理的で首尾一貫したものでなければならない。
学生にありがちなよくあるミスについて
これ重要ですね。きちんと覚えておきましょう
・抽象的すぎる
・質問に答えていない、あるいは不十分
・要約だけで評価や解釈がない
・テーマがパラフレイズされていない(同じ表現を繰り返さない)
・著者のボジションが不明確
・守備一貫性がない
・新しい議論の導入
頻出表現
色々あるのですが、まずは青いラインのところを覚えます。
提出前に見直し修正チェックリスト
以下の5つをチェックリストとして確認しましょう。
・テキストの構造 - 論理的、一貫性のある、段落、まとまりのある工夫、関連性のある
・序論 - トピックの重要性、背景情報、エッセイの構造のアウトライン
・議論 - キーポイントが含まれているか、首尾一貫、カウンターアーギュメント、明確なポイント間の関係
・引用 - 正確、すべてのソースが認められている、あなたの見解が明確、ソースの評価
・結論 - 正確な要約、最終的な位置の明確な、推奨事項
校正 - スペル、句読点、文法と語彙の正確さ、引用と参照
最後に
今日のまとめとしては、①Conclusionパートで入れるべき要素6つと②その時の表現の暗記。③逆に入れてはいけないこと、④よくあるミスを言えるようになること。
最後に、⑤最終確認でのチェック項目を抑えるということが大事ですね。
いよいよこれでAcademic Writignのモジュールは終わりです。個人的にはかなり濃い感じで、復習こそが大事という感じがしています。
あとはこのことを実践していくのみです!!!
追加(授業での補足の備忘)
ある生徒のを参考例に、結論部分で足りてるところ、足りていないところ。
Point
1. タイトルと結論の一致は超重要
2. 著者のポジションが明確でない
3.理論と結論の飛躍