休日を真剣に楽しむことを教えてくれる漫画
お世話になっています。
会社員をしていると休みの日は貴重です。
その貴重な休みを家でダラダラ過ごしていると損をした気持ちになりませんか?
今回は休日を真剣に楽しむための漫画を紹介したいと思います。
1日外出録ハンチョウ
漫画「カイジ」シリーズに出てくる地下労働施設の班長こと「大槻」が主人公のスピンオフ
漫画です。
カイジシリーズを知らなくても楽しめる内容になっています。
この漫画の内容は大まかに説明すると中年のおじさん達が休みの日に出かけて遊んだりグルメを満喫する漫画です。
奥様にこの説明をした時に
「おじさんが休みの日に遊ぶ漫画のどこがおもしろいの?」
と聞かれました。
奥様がこう言うの分かります。
おじさんが休日を満喫するだけの内容なのに本当に面白いんです。
大槻班長は借金のカタに地下労働施設に囚われていますが地下施設で流通している紙幣
「ペリカ」で1日外出券を買うことが出来ます。
1日外出券は高額で容易く外には出れません。
しかし班長は地下で違法に開かれるギャンブル「チンチロ」で不正を働き
荒稼ぎをして外出を繰り返します。
とはいえ外出券は高額なので当たり前のように外には出れません。
大槻班長やその取り巻き達(石和と沼川)は
限られた1日を全力で堪能します。
そんな班長達の楽しみ方やグルメを紹介したいと思います。
少年スイッチ
大槻班長達が夏に地下から海水浴場に解放された時の話です。
取り巻きの沼川が海の家でパラソルを借りて
ゆっくり過ごそうかと提案した時に班長は服のまま全力ダッシュで海に飛び込みます。
それを見た沼川は「何やってんすか」と服を海水で濡れないように気を使って入ります。
それを見た班長は
「欲望の解放のさせ方が下手」と諭します。
「常々思うが逆なんだみんな、大人になるべき社会では子供じみた、わがままを言い遊ぶべき所で変に大人ぶる」
班長のこのセリフを聞いて妙に納得しました。
私は運送会社で勤務をしていて絶対に無理な
納期を「何とかならないのかと」わがままを
言われ詰められたりします。
何故か大人になると全力で遊ぶべき場面で人目を気にして遠慮がちになります。
僅かな休みだからこそ全力で遊ばないと勿体ないです。
リコッタパンケーキ
グルメな班長は何かを食べるときに脳内で様々な国の班長が脳内会議でその日に食べるものを決めます。
国連の会議みたいな感じです。
例えば中国大槻の意見が通れば中華、アメリカ大槻ならハンバーガーといった具合です。
班長達が外出しているときに何を食べるのかで
盛り上がっている時に若い女性だらけのお洒落なカフェのテラスを通った時に班長はフルーツの盛られたリコッタパンケーキを食べたいと思っています。
脳内会議では内なる女子大槻が勇気を出して現実の大槻と共に
「リコッタパンケーキが食べたい」
と言い出します。
最初は変な空気になるものの取り巻きの二人も「実は気になってた」と言い出します。
結局、若い女性だらけのカフェでおじさん3人はリコッタパンケーキで盛り上がります。
私も甘党でスイーツが大好きなのですがお洒落で若い人ばかりのお店には委縮してしまいます。
この話を読んで私も奥様と2人で出かけたときに食べたいスイーツのお店があった時には勇気を出して言えるようになりました。
せっかくの休みだから食べたいと思った物を食べないと勿体ないですよね。
オムレツライス
班長が学生時代に通っていた町中華のお店で
カニチャーハンを食べようとしたときに
オムレツライスと書かれたメニューを見つけます。
班長はとどのつまりオムライスだろ思います。
1日外出ではずれな食事を選ぶと班長は数日
尾を引くので頼まないようにするのですが
好奇心が勝りオムレツライスを頼みます。
そして料理が運ばれると本当にオムレツとライスでした。
班長はショックを受け食べるのですがこれが大当たり。
オムレツは中が半熟でフワトロ。
中には輪切りのネギとチャーシューが入っており洋食にはない発想。
しかもオムレツには中華だしが混ぜられています。
このオムレツが絵なのに本当に美味しそうで私も真似をして作ったのですが再現するのが難しいです。
いつか完璧なオムレツライスを再現したいです。
班長の内容を少しだけピックアップしてみました。
休みの日を全力で楽しむことを教えてくれる漫画です。
ちなみにサムネイルの言葉は班長の有名な名言です。
カイジシリーズは何故か悪役のほうがよく正論を言います。
今回の投稿はここ迄にします。
貴重な時間を使い読んで頂き誠にありがとうございます。
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