風前の灯火
風前の灯
そういえば、ここ数年、真昼でも眠気をもよおす。 (そんな時もあり。)
時間的には十二分にベッドに入っているが、 眠りが浅くて、数度夜中に目を覚まし、トイレに直行。
今のところ、運良く読書は楽しめるので、 バックパックの中に読みかけの本を入れて、インターナショナル マーケット プレースのような公共の場で読書を楽しむ。 これが、私の至福の時間なのだ。
五感の内、目は運良く、眼鏡なしで本を読める力がまだある事に感謝したい。
耳も良く聞こえる。 皮膚の感覚も普段と変わらない。 毎日、 一万歩を目標にしているので、歩く力もまあまあだ。
無料で日本語を教える時も、下準備も充分できるし、 授業中もまだ問題は起きていない。
先月まで、 無料英語教室も週一回開いていたが、 面白い授業ができたという自負がある。
食慾も旺盛で、何を食べても美味しい。 本当は、たまにでも、食慾がなくなり、食事を抜かすくらいが丁度良いのだが、時間が来ると、子供のようにお腹が空いてしまう。
家計の管理も自己診断ではあるが、節約ムードを守り、予算内の生活をしている。
こう並べてみると、健康そのものであるが、 時々原因不明の強い目眩に突然襲われる。 (もう消えた)
金曜日に、ホノルルではじめて、家庭医の診察を受ける予定だ。
いつ死が訪れても、不思議ではない年齢まで、無事生き続けられた事に、心から感謝する気持ちが強い。
であるから、いつこの地上から消えても良いという覚悟はできている。
でも、 今日はまだ呼吸をしている。 青空を見ていたい。 海風を感じられる幸せを噛み締めたい。
知らない地元民が、一人直ぐ近くに座っている。 ハワイのムード形成に、大いに貢献してくださっている方だ。
高齢化してから、のこのことホノルルに来てしまった。 彼らの優しさに甘えているのだろう。 ありがとう!