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詩人 T. S. Eliot
詩人 T S Eliot
新聞社の記者であった米国人と結婚した関係か、米国の大学で地域研究である東アジアを勉強した関係か、はたまた長年、国際会議通訳の仕事に携わっていた関係か、 ユーチューブで時事問題を扱った講演に耳を傾ける傾向があった。
過去もそうであるが、現代も世界中時事問題が山積みしている関係で、 聞けば聞くほど、心が暗くなる傾向があった。
コンピューターが同情したのか、急に我が画面にT S Eliot の名前がでた。 有名な1920年代のアメリカ生まれの詩人の名前は知っていた。
日本時代の20歳代、青短の英文科で米英文学を学んだ経験があった。
人間界を去る前に、「もう一度人間界全体を俯瞰しよう。」と、試みている自分としては、「時事問題とは違った角度から人間界を分析してみるのも良い試みである。」と、思いついた。
便利なユーチューブで「不毛の地」「荒地」(The Waste Land) に関する講演に耳を傾けてみた。
カナダの西部にあるブリティッシュ コロンビア大学の講演をホノルルで聴けるとは何と幸せ。
何処に住んでいても、本人の強い興味があれば、カナダで行われた大学の授業を聴けるのだ。
はじめに他のユーチューブで「荒地」の朗読を通して聴いたのち、 カナダの大学教授の「荒地」に関する講義を聴いた。
気がつけば、 時事問題を勉強しておいたことが、詩の理解にも役立つ事を悟った。
久しぶりに文学にどっぷりも良い。 第二言語で詩を理解するのは難しいが、 40年以上実際に生活して働いていた事は、詩の理解にも役立つようだ。
ユーチューブは便利この上もない。 専門家の朗読を聞きながら、原文を画面で見る事もできる。 要は文字を追いながら、朗読を聴く事もできるのだ。
人生は挑戦の連続であるから、今回は新たに英語で書かれた詩に挑戦してみるのも、私の生命力強化に役立つかもしれない。