インストラクターインタビュー(Hiro)
HAHATOKIの個性あふれるインストラクターの魅力に迫るインタビュー企画。
今回はヨガインストラクターとしてご活躍のHiroさんです。
東京・高尾にある山のお寺で生まれ育ちました。
運動は大の苦手、身体を全く動かさない思春期を過ごした後、インドでヨガに出会いました。その地で、身体が心を調え癒すヨガにはまり、帰国後も男児を育てながらヨガ指導を続けています。
大手ヨガスタジオにて産前産後クラスを長年指導し、マタニティヨガ書籍やDVDにモデル出演もさせていただいてきました。
ヨガや仏教瞑想に関する著書も執筆しています。
ヨガは入門あって卒業なし。私自身も、ヨーガの師や仏教学社である父、廣澤隆之、そして森羅万象すべての営みより教えを学ぶ日々です。
HAHATOKIでは毎週火曜20:00〜20:45「マタニティヨガ」を担当いただいてます。
Hiroさん:
普段は夜の時間帯のレッスンですので、マタニティさんがリラックスして眠りにつけるようなクラスを心がけています。
またマタニティさんのクラスでは、力を抜く練習をしていただきたいと思っています。
ミニレッスン動画はこちら
https://www.instagram.com/tv/CN6c_LbpKY3/
妊婦さんはぜひ一緒に体を動かしてみてください!
HAHATOKI:
Hiroさんはヨガを何年ほどされていらっしゃるのでしょうか?
Hiroさん:
ん〜と、年齢がバレてしましそうですが笑、大体18年です。
大学を出てすぐインドに行って、半年ほどインド国内を放浪していました。そのときにヨガに出会いました。
もう20年ほど前ですので今とは違いますが、大変な衝撃を受け、今も続けています。
HAHATOKI:
それだけ長い期間続けていらっしゃるヨガの魅力とは?
Hiroさん:
この話は止まんないですね。毎回ヨガ・瞑想をするとき、新しい感覚に気付くんです。私の中にまだこんなに気づいていない感覚があったんだ!って。
今まで力ずくで頑張っていたことが、こんなに力を抜いて世の中見れるんだなとか。
毎日毎日ヨガをしていますが、今日は今日で幸せだなと、いつもさまざまな感覚に満たされています。きっとこの先も一生続けていくのだと思います。
HAHATOKI:
長い道のりになりそうですね。
Hiroさん:
来世もやってそうですね笑
HAHATOKI:
先ほどHiroさんから「感覚」という言葉が出ました。
今コロナウイルスの影響で、生活や行動が制限されている方がたくさんいます。特に妊婦さんやお子さんがいるママたち。
その生活の中で、五感を使っていく、満たしていくってすごく難しいですね。
Hiroさん:
私の経験ですけど、妊娠中って”内に入ろう”みたいな傾向が強くなる気がします。これは本能なんでしょうね。
HAHATOKI:
すごくわかります!
Hiroさん:
そうやって体が守りに入るときにステイホームが続くと、気持ちを開放するってことがすごく難しいですよね。おそらく我々が妊娠していた頃より今は本当に大変だと思います。
こういう時にクラスで人と話すことや、信頼できる助産師さんに相談すること、そうすると心って開いていくと思うんです。いつもHAHATOKIさんの役目ってすごいなと思っています。
HAHATOKI:
ありがとうございます。今大変な状況にある方達をいい方向に、サポートできればと思っています。
ところで、Hiroさんはご出産で最高の体験をされたそうですが、ヨガが活きた場面っていうのはありましたか?
Hiroさん:
公共の電波でどこまで話すのか迷いますが、、、畳の上で自然分娩をしました。「野生に還る」というのが、私の出産のテーマでした。
HAHATOKI:
野生に還る?
Hiroさん:
はい。すっぽんぽんで海とか川で動物のように…と本当は思っていましたが、一人目だったのでさすがに待てよと。
でもヨガで体に対する感覚がいい状態だったので、今骨盤がこうなると赤ちゃん楽かな?とか、体の使い方はとても楽でした。自分の手で赤ちゃんを取り上げることができました。
HAHATOKI:
「感覚」を大切にされているのが、ミニレッスンを拝見していて伝わってきました。
初心者の方のヨガのイメージって、柔軟性がいるとか、先生がやっている通りにやらなくちゃ、みたいな方が多いように思います。
でもHiroさんのレッスンを受けていると、形にこだわるとか、上手にやろうという気持ちが無くなっていくように感じました。
レッスンではどんなことを大切にされているのでしょうか?
Hiroさん:
その人その人がご自身の体を癒してあげるということ。
頑張るとか、正す、素早く、気合い、みたいなのって私たちすごく得意じゃないですか?日常でやってるから、ヨガではそこを追求しない。
呼吸が気持ちいいとか、小さなことに幸せを感じる。そういうことを提案したいですよね。
ただマタニティさんのレッスンなので、強化が必要な部分もあるので、優しい口調で強化してもらうこともあります。
みんなで分かち合うような時間を過ごしていきたいですね。
HAHATOKI:
今日はお時間をいただきましてありがとうございました。
癒されたい妊婦さん、ぜひHiroさんの「マタニティヨガ」でお待ちしています。