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#01 フライドポテトもどき
〈総合点★★★★★〉
〈息子の満足度:5〉〈低コスト:5〉〈容易度:5〉〈リピート率:5〉
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調理の仕方によっては、もちもち感もかりかり感も楽しめるお手軽な食材「じゃがいも」。我が家ではかなり重宝しています。特にフライドポテトに関しては登場頻度はダントツです。しかしながら、事情によりその日によって作り方が変わります(汗)。
今回は作り方が変わるフライドポテトもどきを4パターン作り、比較してみました。トップの写真は左からパターン1、パターン2、パターン3、パターン4で調理したフライドポテトもどきです。
【作り方】
1.じゃがいもを拍子切りに切る。※1
2.水に10分程度さらす。※2
3.水切りしたじゃがいもに適量の塩をまんべんなくまぶす。
4.じゃがいもを乗せた皿にラップして、レンジ(500W)で2分加熱する。(爪楊枝が刺さる程度のやわらかさになればOKです)。※3
【ポイント】
※1 拍子切りにすると均一に加熱できます。
※2 水にさらすことで、余分なでんぷん質が洗い流され、じゃがいもの変色を防いだり、食感がよくなったりします。
※3 レンジで加熱するともっちり感がでてきます。また、その後のオーブンで焼くなどの加熱時間が短くなります。
−−ここから先の手順は事情によって手順が変わります。ご了承ください。−−
【パターン1:油を使いたくない時】
(上記手順4からの続きになります)
5.トースターにアルミホイルを引き、その上に上記の手順4で作った食材を乗せ焼きます(1000Wで約8分)。表面に少し焼き目が付く程度焼ければ完成です。
油を利用していないので、離乳食期のお子さんも食べられます。また、青のりやカレーパウダー、黒胡椒などをまぶしてアレンジすれば色々な味が楽しめます。
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【パターン2:油を少し控えたい時】
(上記手順4からの続きになります)
5.フライパンにオリーブオイルを多めに引き、上記の手順4で作った食材を焼きます。きつね色の焼き目が付けば完成です。
油の使用量が気になった時に使う手です。我が家では少量の油を使う時は健康系油を使うようにしています。日頃から油料理が多い息子にだけの特別待遇です(笑)パターン1よりも油を使用している分、食感がかりっとなります。また、油がじゃがいもに染み込むので、油そのものの味もおいしく味わえます。
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【パターン3:油を控えつつ、カリッと仕上げたい時】
(上記手順4からの続きになります)
5.4までの手順で作った食材に少量の米粉をまんべんなくまぶします。
6.フライパンにオリーブオイルを多めに引き、上の手順5で作った食材を焼き揚げます。きつね色の焼き目が付けば完成です。
パターン2よりももう少しサクサク感がでます。米粉がない場合は片栗粉やコーンスターチでも大丈夫です。衣のサクサク感が若干異なりますが、概ね同じような食感です。
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【パターン4:時短でカリッと仕上げたい時】
(上記手順4からの続きになります)
5.上記の手順4で作った食材をそのまま高温の油で揚げて、完成です。
4パターンの中では一番カリカリしてます。レンジで加熱してから油で揚げると、中はもちっと、外はかりっとします。また、揚げ時間も短縮になります。
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以下、息子の感想をまとめました。
【感想】
パターン1:歯応えがもちもちしておいしい。
パターン2:普通のフライドポテトと変わらない。
パターン3:パターン2よりサクサク感がする。はじめはサクサクするが、噛んでいる内にもちもちしてくるので、おいしい。
パターン4:ダントツで一番おいしい。
一番おいしいのはパターン4。ついで、パターン1、パターン3、パターン2でした。基本的にじゃがいもが好きなので、フライドポテトもどきはどのパターンでも好んでよく食べています。今回比較したのは初めての試みでしたが、カリカリもいいけど、もちもち食感も好きなようです。
【考察】
息子は猫舌なので揚げたてを食べることができません。そのため、味の感想は時間が経過したものです。手順3までは同じ行程で調理したので、塩加減はどのパターンも均一で味に違いはないはずですが、じゃがいもに油が染み込んでいるかどうかでおいしさが少し違うのだと思います。油そのものの味が左右するのかもしれません。次は油違いで試してみるのもいいかなと思いました。
ちなみに今までの経験上、一番カリカリでおいしくできるのは、生のじゃがいも(レンジで加熱していないもの)をそのまま高温の油で揚げて、揚がった後に塩をまぶしたものです。俗にいうフライドポテトですね(笑)。正当なフライドポテトが一番おいしいと思います。