そして始まったリモートワーク。会社PCが家にあるのは不思議な感覚。
パンチラインから始めるnote。いい感じに韻を踏めたはず。
火曜日から私のリモートワークが始まった。コロナウイルスの影響によって古臭い体質の弊社も対応を余儀なくされたか、と感じてしまう。
正直、世間ではもっと前からリモートワークへの移行が始まっていた。「リモートワーク 実施」で調べればいくらでも出てくる。ただ、私がそれを実感した場所は朝の通勤時だった。
私はいつも決まって最寄り駅の一番端で電車を待つ。行けば行くほど黄色い線の内側は狭くなるホームの端。並ぶスペースが確保できるかを考え、時には「この雰囲気はすでに人でいっぱいだな。。」と感じて端へ行くのを断念する日もあるくらいホームの端に執着していた。
2週間ぐらい前からその”執着していたスペース”を簡単に獲得できるようになった。
次第に列で並ばなくても乗車できるようになり、1週間前には電車内でも空席が目立つようになった。ニュースや世間の声と現実がリンクした瞬間だった。
会社に行っても”感染者がいないから喫緊の対応はない”と言う空気が流れ、”電車での空気と会社での空気の違い”はなぜか世間から置いていかれてるような感覚に私をさせた。ただ換気や消毒の徹底をするだけだった。
場が急転したのは月曜日。同じ部署の社員が体調不良で欠勤した。詳細は聞いてないが37.5℃以上の熱が出ているらしいと人伝てに聞いた。そこからリモートへの移行は早かった。
うちの部署は世間でいう社内SE。部署の特性なのかリモート環境を利用する基盤ができていたこと、そして会社専用PCの設定変更も各個人で対応可能であったことが大きな要因だと思う。他の部署の人は多分今ごろも社員専用サポート窓口へ連絡し、対応できるまでは出勤しなければいけないのだろう。
在宅勤務3日目を終えた現時点で私が感じた業務上のデメリットはない。これは断言できる。むしろ今後出勤する気力が起きるか不安になるくらい。
私は人並みにコミュニケーションをとっていると自負している。だから普段は一言二言で終わる些細な質問でもLINEなどを駆使したり電話してきたりするのだろうと思っていた。
しかし始まってみると全く来ない。自分でも不安になるくらい来ない。
業務上のメールは来るがそれはいつもと変わらない。すごい。普段どれだけ周りに気を使い、対応していたかわかる。オンラインゲーム用に使っていたマイク付きイヤホンでテレビ会議も完了する。もちろん業務は何も止まっていない。
朝から夜までのユーザー対応。業務終了後の夜間のシステムアップデート。全て起きた瞬間から対応し、対応しきってすぐに寝る。時間がかかる処理の間にご飯を食べてお風呂にも入れる。ここまで書いて私の頭はバグった。もう出勤する意味がわからない。
イライラしてきたのでおわり。たぶんまた更新する。