砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないを読んだ
200ページくらいの手軽に読める分量だったので駆け抜けるように読んだ。
初めのページの新聞抜粋の部分で親友の海野藻屑がバラバラ遺体となって第一発見者が主人公であるという場面から物語が始まる。
転校初日から言動も行動も一癖あり不思議ちゃんのような雰囲気を持っている海野に終始目が離せなかった。でも不思議な部分には胸が痛む理由があり後半のほうで徐々に明かされていくとき悲しい気持ちになった。
印象的な場面が一つあった。主人公の隣の席の野球部の花名島が海野ともみあいになり理性を忘れ