VitaでZAVASやりたくて

PlayStation Vitaというややマイナーなゲーム機がある。
そんなに売れてないのでたぶん持ってる人を見たことはないのではないかと思う。
そんな感じのちょっぴり残念ゲーム機であり、私も1年前までは全く興味がなかったのだが、ふとある日、エミュレータで遊ぶのに持って来いという話を聞いて俄然興味が湧いてきたのである。
なにせ私はエミュレータを自分で書いてしまうほどのマニアなのだからこれは当然の反応というべきであろう。
というわけでフリマを何日もチェックし続けて、なかなかお買い得な中古のVitaをゲットすることができた。

ゲットした相棒

液晶中央にライン抜けがあるということでジャンク扱いとして出品されていて、実際ライン抜けがあったのだけども、しばらく使っていたらなんか知らんけど消えた。やったぜ。
実際にエミュレータ機として使ってみるとこれが非常に快適で、もうこのために生まれてきたゲーム機だと言っても過言ではあるまい。
(※念のためですがちゃんと自分が持ってるゲームからデータを読み出して遊びましょうね!)
しばらく手持ちのファミコンソフトで遊んでみていったん満足しかけていたところで、ふとある思いがよぎったのである。

ZAVASやりたい。

ZAVASというのはかつて一世を風靡した(?)PC-88というパソコン向けに出ていた、知る人ぞ知る名作RPGである。
もうかれこれ30年以上前の作品で、いつかもう一度遊び直したいとは思っていたのだが、Vitaの画面を眺めていたらなぜか急に火がついてしまった。

ということで当初は軽い気持ちでよーしZAVASやるぞーとはじめたのだが、この先にあんなことやこんなこと、その他の様々な困難が待ち受けているとはこの時はまだ知る由もなかったのである。

とりあえずこんな感じに出来上がります。

Vitaのタッチパネルを使ってソフトウェアキーボードが使えるようになっているよ!

主な困難(とりあえず思い出せるだけ。あとで増えると思います)

  • そもそもPC-88は大昔に処分されてて手元にない(実家に帰ったら勝手に捨てられてた!)

  • PC-88のキーボードがない

  • モニタもない

  • ZAVASもない(正確には押入れのどこかにある可能性が微レ存なんだけど見つけられない)

  • フロッピー読み出しであたふた

  • プロテクトと奮闘(当時のゲームでは当たり前だったのである)

  • PC-88エミュレータ改造計画

  • VitaのキーバインドだけじゃPC-88のゲームを操作するのは厳しい

  • Vita版retroarchのソフトウェアキーボードが全然使えん

  • ソフトウェアキーボードはちゃんとしたタッチ機能を実装しないと無理

  • とうとうVita版retroarchまで改造

  • retroarchのソフトウェアキーボードがそもそもちょいバグってて困惑

だいたいこんな感じの話をする予定です。
次回からいよいよ冒険の旅がはじまるよ!(更新日未定)

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