Style Transferで聖蹟桜ヶ丘の写真からシャニマス世界を再現できるのか
AI界隈(ここでは主に深層学習)でも画像処理はホットなトピックです。その中の事例としてStyle Transfer(スタイル変換)というものがあります。よく見かけるのがコンテンツ画像Aとスタイル画像Bを用意すると、Bの画風が反映された新しい画像Aが出力されるというものです。
今回はこのStyle Transfer を使用して、アイドルマスターシャイニーカラーズの舞台でもある東京都の聖蹟桜ヶ丘で撮影したものをコンテンツ画像、アプリ版シャニマスでスクショしたものをスタイル画像として実際の風景が良い感じにシャニマスっぽくなるのかを検証したいと思います。
実際にスタイル変換してみた
聖蹟桜ヶ丘の画像は実際に私が聖地巡礼したときに撮影したものを使用します。その時の様子は以下記事を参照。
スタイル変換は以下のWeb上で実行できるデモ(Hugging Face)を使用します。AKさんが用意してくれたもので中身はPaddleHub を使っているみたいです。
そんな感じで実際にスタイル変換してみた画像がこちら。
変換の様子はこれ。
ちなみにこの写真は多摩川に架かる府中四谷橋の河川敷の様子でシャニマス作中でもおなじみの背景です。雰囲気は近くなりましたがちょっと危ない人の視界にも見える。
次に変換してみた画像はこちら。
変換の様子はこれ。
写真は聖蹟桜ヶ丘駅前交差点の様子です、こちらも作中ではおなじみ。相変わらず幻覚を見ているかのような視界ですが、雰囲気はだいぶ近くなったのではないでしょうか。
さいごに
以上、変換例は少ないですがシャニマス画像でスタイル変換してみたレポートでした。今回使用したデモはWeb上でだれでも気軽に試せるので、シャニマス以外でも作品の解像度を上げつつ現実と妄想の境界を曖昧にして楽しみましょう。
スキを押すと「あたり」か「はずれ」が出ます。