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さようなら阿佐ヶ谷


noteの仕様が変更になり、背景が真っ暗になった。設定でどうにかなるだろうと恐るおそる懐中電灯を照らしながら歩くように、設定欄をゆっくり見てまわるも見つけらなかった。まあ、だからといって本文の内容が激的におもしろくなったりつまらなくなったりするわけではないので、流れに身をまかすしかない。ずっと低空飛行で飛び続けている。

先月中旬に9年と少し住んだ阿佐ヶ谷のアパートからいまの住居に引っ越しをした。このひと月ほど毎回のように書いている「引っ越しが終わらない」のは、まだ部屋に段ボールがいくつか残っていることと、その段ボールの中身を納める棚の購入が追いついていないことが大きな一因なのだが、実はその他にもまだ「引っ越しが終わらない」理由がひとつだけ残っている。
それは、阿佐ヶ谷のアパートから引っ越しをする際に粗大ゴミが発生して、それの処分が未解決のままだったから。何社か回収業社に見積をとってもらったのだが、どの会社もいい感じの自転車が買える値段、またはいい感じのスニーカーが買える値段くらいの値段を言われてしまい、どうしても納得のいく金額ではなかったので却下した。粗大ゴミの件で区に電話をして確認すると、まあ安価な値段で対応してくれるとのこと。しかし、年末だったこともあって回収の予約が激混み状態で、今から予約をしても1月下旬になるとのことだった。明日引っ越さなければならないという状況なのに、年を跨がないと回収できない…。泣く泣く大家さんに電話をして事情を説明したら、快く了解してくれて、回収日まで部屋に置いといてよいとのことだった。ほんと助かった。

先週末大家さんと待ち合わせをして鍵を受け取った。その足で阿佐ヶ谷のアパートへ行き、保管されていた粗大ゴミをゴミ置き場へ移動した。それこそ、懐中電灯とiPhoneのライトで照らしながらの移動だった。
これがほんとのさよならになるのかと、9年住んだ阿佐ヶ谷のアパートにお別れをした。さようなら阿佐ヶ谷。

土曜日は野暮用で人形町の今半へ行ってきた。人形町じたい3年とか4年振りだった。そもそもあまり足を踏み入れたことのない地域だけれども。人形町駅の地上にあがった十字路の交差点にあった建物のひとつが取り壊されていた。たしか、喫茶店があったと思うのだが、その店名や、どんな建物だっかは思い出せない。
日曜日は予約していたクロマニヨンズの7inchとニューアルバムを保護した。6ヶ月連続リリースのシングルの完結編。といっても、先月の「縄文BABY」から引っ越しのドタバタと、配線関係が整っていないのでレコードやCDが聴けていない。来月にはオーディオを聴けるようにしたいのだが。ドーナツ盤を聴くときのアダプタをタワレコの特典で貰った。早くレコードを聴きたい。
そのあとニトリで買い物をして早々に帰ろうと思ったのだが、池袋のレコード屋さんにJONATHAN RICHMANの『I'm so cofused』のレコードが入荷したということをinstagramで知る。これは行かねば…と駆け足で向かい、無事保護した。

このアルバムは非常に思い入れがあって、高校生の頃にCDでめちゃ聴いていた。ここ数年でレコードでもリリースされていたことを知って欲しくなるもなかなか出回らない。昨年か一昨年、同じ池袋のレコード屋さんでこのアルバムが入荷するも、おそらく即完だった。うわあ悔しい…と思っていたら友人のinstagramにこの『I'm so cofused』が。暫くしてから友人と会い、「そういえば」とこの話をしたら、やっぱりそのレコードを保護したのは友人で、なんとなくうれしい気持ちになった。
というか、今月ほんとに金欠で、そんな状況のなか血迷った判断だったかもしれないが、買ってよかった。
早くレコードで聴きたい。

今週もがんばっていこう。

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