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リネンシャツとポストマン

ぬるっと6月に突入した。雨は降るしじとじとするし、何もいいことが思い浮かばない。しかし、ジューンブライドという言葉をどこかで聞いたことがある。6月に結婚式を挙げると一生幸せでいられるみたいなどこかの国の言い伝えだ。とかなんとか書いてしまったが、今週末結婚式を挙げますが何か?とか、ぼくたちの大切な思い出の6月を何もいいことが思い浮かばないとは何事か、みたいなことを仮に言われてしまったらぐうの音も出ない。他にもいろいろなめでたいことやハッピーな出来事や思い出が6月に直結している人たちはたくさんいるだろう。ぼくが言いたいのはそういったことの否定ではなく、単純に湿気が好きではない、ということだと理解して頂きたい。
びっくりした、危ない。じぶんで勝手に怒りに震える人たちをつくり、その人たちに誤解だと弁明してしまった。ぼくは原稿用紙1枚分の文字数をつかってなにをやっているのだ。

そう、これから数ヶ月の間は湿気とたたかわなくてはならない、という現実がすぐそこまできている。そこでリネンシャツを購入した。

カジュアルなシャツでリネン素材(コットンとかシルクとかとの混紡も含めて)のシャツは持っていたけど、ドレスシャツでリネン素材のシャツは持っていなかった。このYouTubeの去年の動画でも同じようなリネンシャツを勧めている動画があって、それを今年の春頃に見て買おうと決めていた。

ぼくがこういったファッションに関してまったく詳しくないということもあるんだけれども、いろいろと歩き回って探したけど巷に長袖のリネン素材のドレスシャツというものがまったくといっていいほど置いていないことがわかった。出会えないわけだ。結局ネットでいろいろと調べてARCODIOという実店舗がなくネット通販限定のブランドのリネンシャツを購入した。家にある裁縫用のメジャー(小学生の頃に家庭科の授業の為に買った裁縫道具のなかのメジャーをいまだに使っている)で部屋にあるシャツやじぶんの身体をいろいろと採寸して、サイズ表と見比べて、これでサイズが合わなかったら仕方がないというところまで採寸した。
先週の中頃に到着して、今週早速着てみたけどとてもいい感じだった!この夏はリネンシャツを着て過ごそう。ARCODIOのリネンシャツ、もう1枚買おうかなとすら思っている。とてもいい感じだ。

2021年7月に購入したレッドウィングのポストマンオクスフォード。

2021年7月購入当初①
2021年7月購入当初②
2021年7月購入当初③
2023年3月①
2023年3月②

こうやって見てみるとだいぶ変化していることがわかる。この約2年間、毎週1、2回のペースで履いて育ててきた。毎回履いたあとはブラッシングして埃や汚れを取って、2ヶ月に1度くらいのペースでオイルを塗る程度のケアだ。
先週の土曜日にソール交換の為、購入した青山店に行ってきた。渋谷店の方が近いけど、なんとなく青山店に行きたかった。修理には約1月半〜2ヶ月程度かかるとのことだ。店員さんに「とても綺麗に履かれていますね」と言われたのがうれしかった。
しばしの別れで少し寂しいのだが、また帰ってきたらたくさん履こうと思う。
ポストマンはほんとにお勧め。最初に履いたときのふかふかでやわらかい履き心地のきもちよさをいまでも覚えている。大概革靴は最初の方は硬くて歩きにくかったりするけど、ポストマンに関しては、多少はそういったこともあった気はするけどそれがまったく気にならないくらい快適だった。擦れたりとかそういった類のことは、ぼくは一度もなかった。

ぼくは運転が下手だから…とかそんなことを考えてはいけない、ということではない、ということはわかってはいるが、各所でこの看板をみかけるたびにふとネガティヴドライバーに注意喚起している様を想起してしまう。
というかネガティヴドライバーという言葉をはじめて使った。今後使うこともなさそうだ。ネガティヴドライバー。

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