児童養護施設の子どもたちと楽しいひとときを（10月）
10月21日、当法人の企画により、子どもたち16人が参加して施設の近所にある農園で梨狩りをしました。
農園主さんのご厚意により、昨年に続き開催することができました。歩いて20分程度のところにこんな素敵な梨園があるなんて、本当に恵まれています。
梨はハサミを使わず、下から支えて持ち上げるとポロッと収穫できます。ただ少し高い棚に実っているので、子どもたちには一苦労です。一人ずつ農園主さんに手伝ってもらいながらやっと収穫できました。
そして、袋がけの紙袋を外して梨とご対面！子どもたちから笑顔がこぼれます！参加できなかった子とも分け合って、みんなで味わおう～！
11日と25日には、施設内の図書室で活動をしました。今や電子メディアの時代ではありますが、当法人では「読み聞かせ」や活字を読むひとときを大切にしています。ただしまだ長時間集中することは難しいので、簡単な工作や屋内遊びを織り交ぜています。今回は、紙ひこうきで遊びました。また、メカニック系が大好きな男の子のために手回し蓄電ラジオを持ち込んだところ、一人でずっと抱え込んでいました。アンテナを伸ばしたり、縮めたり、チューニングをしてみたり…そして最後には「大きくなったら、これを作りたい！」とのことでした。
29日には、大学生ボランティアたちに案内してもらって、3人の小学生と大学祭を訪ねました。
若者たちの子どもへの思いやりに満ちた企画や出店に楽しいひと時を過ごすことができました。中でも子どもたちは射的に全集中していました。
「お出かけフレンド」活動
親子交流が途絶えた児童を対象とする「お出かけフレンド」活動では、2人の「鉄男」クンと念願の新型特急に乗ってお出かけをしました。
そしてそれぞれ、カヌー体験とムーミンバレーパークで楽しみました。
カヌー体験では、キラキラと輝く湖面をスーイスイと進むと、さすがの鉄男クンも「この空間いいね～」とカヌーにもご満悦でした。
一方、ムーミンバレーパークを訪ねた子は、テラス席でのんびり昼食をとったあと、広い園内をまったりと散歩しながらアスレチックコーナーなどで楽しんでいました。
