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児童養護施設の子どもたちと楽しいひとときを(9月)

9月は、18日に「図書室活動」、27日に「学び」と「遊び」の活動を行いました。

図書室活動では、小学低学年と未就学児向けに紙芝居と手づくり粘土のドーナツ屋さんを用意しました。
子どもたちはすぐに目移りするのですが、紙芝居はかぶりつきで観ていました。ドーナツ屋さんも楽しそうに、ごっこ遊びをしていました。また、中学生の子は一人で集中して粘土のネコちゃんをつくりました。

紙芝居に集中
ドーナツ屋さんごっこ
中学生がつくったネコちゃん!

27日の活動には、ボランティア5人・施設実習生2人に対して、子どもの参加は3人にとどまりました。
しかし、おかげで男の子は2時間ずっと大人を独占してボール遊びができて、汗びっしょりとなっていました。そのほかにもシャボン玉や粘土遊びなどで、大人たちにしっかり見守られて楽しく過ごしていました。

活動の様子

 

 「お出かけフレンド」活動

9月は、2人の熱烈な「鉄道好き」の子とそれぞれ「お出かけ」をしました。

まず小学5年の男の子からの希望に応え、東京駅まで行き、初めての新幹線乗車体験をしました。東京駅では、雑踏や周辺の高層ビル群に驚きながら「何枚のレンガが使われているのだろう?」とのこと。そして、いよいよ念願の新幹線では、車窓からの眺めのみならず座席の座り心地や装置を試したりして「新幹線ほど楽しいものはない!」との感想でした~!
到着した三島では、源兵衛川で川遊びをして沢ガニやカエルを見つけ、喜んでいました。

新幹線乗車体験の様子
川遊びの様子

次に小学4年の男の子からの希望に応えて、鉄道博物館(埼玉県大宮市)を訪ねました。到着し、昼食では、なかなか食べる機会がなかったというステーキをペロリ!それからミニ列車の運転でウォームアップしたあと、新幹線「はやぶさ」のシミュレーターに挑戦しました。運転席で時速320キロの猛スピードを体験してシビレていましたが、上手くスピード調整ができて100ポイントの採点をもらい、「みんなに自慢したい」と白手袋のままサッサと帰路につきました。
鉄道が好きな子どもたちの中には「見る鉄」「乗り鉄」「模型鉄」などいろいろなタイプがありますが、彼の場合は「運転鉄」でした!

ステーキをペロリ!
はやぶさ・シミュレーターの様子