児童養護施設の子どもたちと楽しいひとときを(7月)
7月22日、児童養護施設の子どもたち14人と施設職員2人、そして当法人から6人が参加して、ブルーベリー・ミニトマト狩りを開催しました。幸いにも当日は、猛暑というほどの暑さでもなく、タクシーに分乗して、スムーズに農園に到着することができました。
農園で説明を受けた後、まずブルーベリーの収穫体験です。子どもたちは、茂った樹木のもと、手にしたカップに、背伸びをしてブルーベリーを収穫していきます。
ふっくらとした大粒のブルーベリーを口に含んでみると、初夏の眩い陽射しが感じられました。
そして次は、子どもたちに人気のミニトマトです。今度は、3種類のミニトマトをビニール袋に収穫します。子どもたちは種類によって色や形、大きさが違うことに驚いていました。
最後に、冷たい特製ブルーベリー・シャーベットを味わって、農園を後にしました。
「お出かけフレンド」活動
親子交流が途絶えている児童を対象とする「お出かけフレンド」活動では、子どもたちそれぞれの希望に応えて、7月は多摩六都科学館、小金井公園、そしてサンシャイン水族館へ出かけました。
科学館では、たくさんの展示のなかで、子どもがどのコーナーに引き寄せられるか注目していましたが、今回は何と「合わせ鏡」でした。皆さん、鏡を60度の角度で合わせると姿が6つ、90度なら4つ見えることを知っていましたか?
小金井公園へお出かけした男の子は、ブランコやターザンロープなどで、精いっぱい遊びました。そして、目の前を自転車でスイスイ走っていく小さな女の子に触発されて、自転車乗りにも挑戦しました。初めての挑戦なので、もちろん補助輪付きですが、広い公園のサイクリングコースを二周できて、ご満悦でした。
水族館への「お出でかけ」は猛暑の中でしたが、館内に入ると、きらきらヒラヒラ泳ぐ魚たちを前にほっと一息、クラゲの水槽の前では一層涼しく感じました。また高学年ということもあり、オプションでバックヤード探検もしました。
「お出かけフレンド」活動では、お買い物の時間を大切にしています。限られたお小遣いの範囲でいろいろと迷いながらお土産などを選ぶ時間は、子どもにとってとても重要だと考えています。