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児童養護施設の子どもたちと楽しいひとときを(2月)

NPO法人はぐくみでは、1月から法人として、児童養護施設内の図書室での読み聞かせや学習などのボランティア活動を始めました。
今月は図書室での活動を6回実施し、希望に応えて小学校の入学準備のための学習支援も行っています。
二人の年長さんが、サインペンや鉛筆で「なぞり書き」や「点つなぎ」などに挑戦したり、磁石でくっつく「数字盤」に碁石のように数字を並べたりして取り組んでいます。
パズルやトランプ、カルタ遊びなども交えて、休憩時間にはミニカーやボール遊びなどで気分転換をしながら、ひらがなや数字に親しめるよう活動をしています。

パズル遊び

また、室内の時計には「分表示」を付けました。

「分表示」を付けた時計

2月25日には、毎月実施の「遊び」と「学び」の活動を屋内で行いました。集まった子どもたちのうち、小学生たちはミニバトミントンやボール遊び、未就学児たちは風船やお絵かき、ハラハラしながらのハサミ遊び(練習)などをしていました。ピアノの腕前を披露してくれる子もいるなど、子どもたちは、あちらこちらで思い思いに過ごします。

ハサミにハラハラ
ピアノ演奏

特別なゲームや「遊び」を準備していないのですが、いつもなかなかの盛り上がりです。
今回も子どもたちのテンションが上がり、最後には、強い北風の中、外に出てシャボン玉遊びをしました。

小学生との「お出かけ」サポートでは、今月は、多摩六都科学館へ出かけました。最初に大型映像のプログラムを観た後、館内のいろいろな展示や体験コーナーを回っていきました。

多摩六都科学館にて

月面重力体験装置「ムーンウォーカー」や足こぎ発電機、竜巻発生装置はもちろんですが、地味な地理・地形の展示にまで関心をもって真剣に観ていたことが印象的でした。

足こぎ発電機

閉館時間が近づいたとき、急に人影がまばらになった館内に引き返し、人気の展示コーナーをもう一度次々と体験して、大満足…!思い残すことなく科学館を後にしました。