児童養護施設の子どもたちと楽しいひとときを(2月)
2月は14日に図書室活動、24日に「学び」と「遊び」の活動を行いました。
図書室活動ではバレンタインデーにちなんで、レジンによるアクセサリーづくりをしました。子どもには少し難しいかなとも思ったのですが、杞憂でした。小学1、2年生の子どもたちもシリコンの型にレジンを独自の色で配合し、ラメのパウダーなどを投入しながら、上手に作り上げていました。UVライトの使用により短時間で硬化して完成できるので、集中力が続かない低学年の児童にもお勧めの工作だと気付きました。
「学び」と「遊び」の活動には施設職員と4人のボランティアが参加し、寒さを避けて屋内で実施しました。この活動を開始してほぼ2年となり、子どもたちも慣れたもので「ボール遊び」や「粘土をやりたい」、「数字盤を出して」などとリクエストしてきます。
大人たちは子どもたちから声がかかる度に、ボール投げやバトミントンの相手、工作のお手伝いなど、図書室と講堂を行ったり来たりしていました。屋内とはいっても、意外とハードな活動です。これからも無事故で楽しく過ごしましょう!
「お出かけフレンド」活動
2月は小学生の男の子と女の子からの希望に応えて、それぞれ「飲料メーカーの工場見学」と水族館に出かけました。
工場見学をした男の子は、ペットボトルの製造方法などについて興味深そうに説明を聞いていました。しかし、製造ラインの一部が休止していたこともあり迫力不足だったようで、次回は飛行機や自動車の工場見学に行きたいと言っていました。
水族館にお出かけをした女の子は、楽しみにしていたクラゲの水槽を見ながら「水槽のガラスは二重なのかな?」と展示の仕組みにも関心を持ち、ゆっくり時間をかけて館内を回りました。水族館のショップやファンシーショップを巡り、たくさん迷いながら自分のお小遣いでキャラクターのキーホルダーなどを買っていました。