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冗談じゃない旅 LIVE


こんにちは いつもありがとうございます

いつも移動時間は 寝てしまいそうなんですが

そうもいってられません

体の目覚め 記憶の目覚め 両方大切に

さて みにいきましょう




定期ワンマン 2024-6-13

開幕

小形さんがギターを抱え 舞台に座る
19時48分 20分近く押している

出入口のドアの前まで 会場は超満席
7、8人は立ち見しているだろうか

相棒のギターは 赤いchaki

「今日は ありがとうございます!
 グッナイ小形です!」

今日のライブは休憩なしで
ガッツリやりたい…けれども
途中でタバコが切れちゃうかも…

なんて 話をしながら
早速 演奏を始める

『横断歩道』

『サーカス』

『君に友達ができて良かったね』

『宗教』

『ぢうまんねん』

『少年少女は夢の中』

『東京行こうよ』

『東京まで』

『丁度いい』

『千年』

『忘れない!』

~休憩~


最初の曲『横断歩道』が歌い終わると
マスター中村さんの ツッコミが入る
「よく歌いきったなぁ」

エンドの部分で 顕著に聴こえてしまったが
チューニングが とってもひどい状態
2曲目いく前に 調整していく

時間がたっぷりあるので
ずいぶん前の曲や 普段あまり聴けない曲も
ワンマンでは披露されたりするので 嬉しい
『宗教』『ぢうまんねん』など
生で聴く機会が 少なかった印象

『丁度いい』は どうやっても
MVが頭に浮かんでしまう

小形さんと友人たちの写真で構築されたMV
中に登場する1人が 会場に来ている

アキトさん
小形さんが組んだバンドでは キーボード担当
ただバンドは 残念ながら解散してしまったが

昨年10月の福島以来かな?
かなり久しぶりに会えた
開幕前ちょっとだけお話できた
お元気そうでなにより

そんなアキトさん越しに
小形さんの『丁度いい』を聴く
初めての景色である
これもまた 不思議な感覚

最近できた曲『忘れない!』のあと
一旦休憩を入れる

1時間ほど歌い続けだった

一服の後 後半が始まる

『少年』(浅川マキcov)

『走れ、月』

『Lullaby (Good by my angle)』
(Billy Joel cov)

『PARADISE IN HELL』

『冗談だって』

『快遊船(ヨット)』

『病気』

『川が見える』

『大人の領分』

『あなた』

『じゃあね』

休憩の後の『少年』から 3曲は
キーボードの伴奏で 歌う

Billy Joelのカバーは
「雰囲気だけ…」と前置きしていたけれど
伝えたかったであろう 美しい旋律は
しっかり感じ取れた

以前、誰かが言っていたこと
「小形はあのままがいい
 うまく見せようなんてしてないし
 うまくなりすぎたら小形じゃないし」

たしかに 演奏の良し悪しが
技巧だけだというならば
小形さんのスタイルには
少なからず 賛否あるだろう

厳しい目で見れば
チューニングせずに始めちゃうとことか
次の曲の準備に手間取っちゃうとことか
製品版のように 正確に歌わないとことか
とか とか とか … 粗を探したら
指摘されちゃうことも多かろう

ただ、舞台の構成や演奏の巧さ
準備ができるかどうか などというのは
結局は 価値観の問題であって

こだわりが強くなりすぎて
それに準じなければ
ダメだとか 下手だとか
そんな風に区別して排除したり
除外したり 人はするのだろうけど

小形さんの場合 もうすでに
その土俵で戦っていないというか

ファンとしての 贔屓目がないと言えば
嘘になるけど 小形さんのステージは
人間味の部分が 歌に色濃いから
それに強く惹かれていて

歌いたい感情とか 奏でたい気持ちに
嘘がなくて どこまでも正直だから
こどものような 純粋さがあるから
それが小形さんらしさ というか

えーと

ちょっと何言ってるか
わかんなくなってきましたね

理屈をこねるのは 良くない癖だ


今回は小形さんの旧友も来場していたとのこと
高校時代、彼ら吹奏楽部の仲間と共にいた
学校近くの川から着想した『川が見える』は
優しく 懐かしむような 愛情深い音楽


『あなた』は コロナ禍を経て
失くしたものも多いけれど あの期間に
触れられた 人の温かさで溢れている

寂しい「さよなら」は
どうしたって 来てしまうけれど
『じゃあね』という曲のおかげで
またね という気持ちになる
美しい季節へ まだ進んでいけそう

後半も1時間歌い たっぷりと2時間

鳴り止まない拍手に アンコール
『きみは、ぼくの東京だった』

知ってる人は 一緒に歌ってとのことで
会場の中いっぱいで 大合唱
なかなかない光景


ラスト2曲は スタンディング

奇妙礼太郎さんのカバー
『君が誰かの彼女になりくさっても』を響かせ
全構成が終了となる


次のワンマンは9月13日の金曜日
もう サプライズはいらないかな
行くときは行くと行ってから行こうかな


幕後の歓談


お客さんが とてもたくさん来ていたので
しばらくまた 波が引くのを待つ
たくさんの人の中では 意識が渋滞する
目眩まではしないが ちょっとしんどい

小形さんは 見送りをしたり
物販をしたり お客さんへお礼を伝えたり
一人一人に 感謝の言葉をおくっている

カウンター周りが空いたので
ジャックをロックで頼む ゆっくり飲もう
今日は遅くても大丈夫だから

最前列に座る ゆりんぐ⭐ちゃんたちと話そう
合流して感想とか 前のイベントのこととか
このノートとかの話を のんびりと

小形さんは 入口を出たり入ったりした
しばらくのち やっと落ち着いたのか
灰皿をもって席へ合流する
談笑の中で 私は酒を飲みきる

外にはまだ何人か お客さんがいるらしい

そういえば ライブの途中から
映画『冗談じゃないよ』の塩谷進役
太田将熙さんの姿もあった

お話ししたかったが
終演後 いつの間にか
キャスト陣 姿が見えない
帰ってしまったのだろうか

様子を知りたく思って 外へ出ようとすると
マスターの中村さんから 申し訳なさそうに
ちょっとごめんだけど…と声がかかる
「店はこの後も11時30分まで開けてるけど
 外で人が話してたら中で、お願いを…」
どうやら店舗の入居している建物に暮らしてる
普通の住人へ配慮したいとの思い
私は了承して答える
「お声がけして 中に戻ってもらうよう
 ちょっとお願いしてみますね」
さて、外には 誰が残っているのかな?

あ いますね
日下さん、海老沢さんはじめ
関係者のみなさん…

おや?それに 笹ヶ瀬さんも
また会いましたね ラ・ママぶり

太田さんにも 直接ご挨拶できて嬉しい
太「お名前は存じ上げております…」
おや なんだかドキッとしますね
太「ノートも拝見して…」
おやおやおや なんだかドキッとしますよ
止まる? 心臓、 不整脈かな?

日下さんからの質問
「小形さんとの出会いは?」
に、即答できず … 端的に言えば
「共通の知り合いがいたから」
なのだが … 繋がりが …
非常に説明しづらいものなので
いつか自分の言葉で
文章にしなければいけないなぁと
そう思いつつ

かいつまんで説明する
しかし どうにもうまくいかない
しどろもどろになる

日下さんが 遠くの空を仰いで こう呟く

「はぐぱぱさんの後ろに
 ちょうど月が見えてるの」



振り返れば 月しかいない夜だった


あぁ、どこかと思えば そこに居たのか

すぐいくからって ずいぶん遅いじゃないか

半分だけ顔を出して 顔を赤くして

どうしたんですか

ここには ぼくしかいませんよ

写真を撮ろうとすると
「電線が被るから 撮らぬように」と月の声
かしこまりました 御意のままに

人の声や 意識が 遠くにある

少しばかり 孤独が勝る

戻って また酒を飲もうか

もうやめてしまおうか


ああ そうだそうだ
本来の目的を思い出す
「マスターからお願いされたんでした
 話するなら中へ…ご近所へご配慮のため…」
私は皆へ 中にはいるよう促す

キャスト陣は帰りそびれていて
道で話をしていたらしい
「じゃあちょっとご挨拶してから
 解散しますか」
日下さんが予定の締めを提示する

海老沢さんに 軽く話を振る
は「映画、明日から関西ですよね」
海「明日は京都、明後日は大阪で
 舞台挨拶を予定してます」
は「それぞれ明日から上映1週間でしたか」
海「ええ、明日 京都で待ってます!」
は「アハハ、冗談じゃないよ!」

私は笹ヶ瀬さんを連れだって
先に店へ戻るため 階段へ

笹ヶ瀬さんにはひとつ
確認したかったことがあり 聞いてみた
ノートへの写真掲載、快諾…。あぁ感謝…。
※あの週刊紙みたいな1枚

時刻は23時15分くらいだった

たのしいときは 長く続いてほしい

贅沢な願望だ



高円寺駅まで


閉店まで少し時間はあったが
皆、荷物をまとめて 帰る支度をしていた
私もカバンを手に取る

中村さんと握手して ドアのところで お別れ
また来ます

小形さんは 次9月に名古屋へ来る
それまで元気に過ごしてほしい

小形さんと店の外で ハグして お別れする

またね いつか北海道行くから
行く時は連絡するから さすがに

何人かで集まって 店を後にした
新高円寺から電車で行こうとしていたら
マイケルさんが高円寺の方が良いよと
教えてくれた

マイケルさんは のうじょうりえさんや
小形さんのライブで よくご一緒する方だ

小形さんの動画もいくつかアップしていたり
SNSでいいねしてくださったり
優しい気さくな方である

お見かけはするものの お声がけできずいた
今回ようやく ちゃんとご挨拶できた
帰り道も 途中までご一緒できた

高円寺の商店街を歩いて
小形さんの音楽について話した

共通すること 共感すること
1人で思っていたこと
同じ思いの人がいること

色々泣きそうになる 帰り道

こんな時間が
人間らしく生きていくには
必要なんだろう

ライブをかみしめて
改札まで帰り道を歩いた
友人たちに 感謝して お別れする

また会えるように

どうか穏やかであるように

振り返らずに ホームへ向かう



本日はここまで


あと2回くらいで

『冗談じゃない旅』は終わります たぶん

まだ続くの? はい 続いてしまいます

困りました … いや 困りましたねぇ

ネタが続いてしまっているから

仕方ないね

じゃあ また明日




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