脳内会議議事録　年末年始計画

年末年始帰省帰還協議会

議題「年末年始帰省帰還スケジュール」

参加メンバー
・監査役(議事進行)
・書記官(書記)
・財務局(予算管理)
・健康管理局(体調管理)
・煩悩(実施計画立案)
・ナビ(立案補助)
・守護天使(傍聴席)

※注)　今回は脳内会議(茶番)です

11月下旬

監「年末年始の予定、草案を提出して下さい」

煩「頑張って考えたよ！」

監「頑張らなくて良いっていいましたよね」

煩「ルートを２つ考えました」

監「少な」

煩「最近は、書記官の脳内占有率高いから！
　考えまとめらんないよ！」

監「いいから。提出してもらえます？」

煩「青春18きっぷでルート考えるの楽しい！」

監「それは良かったですね。
　じゃあこれはあとで見ますから…。
　ちゃんとナビと確定ルート探して下さいね」

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翌日

煩「昨日出した草案に話って、なんですか？」

監「なにこのルート」

煩「実家帰省して戻るだけの道のりですが？」

監「…２つとも行き先同じじゃないですか」

煩「そうだよ？先にいくか、後にいくか」

監「行きにも帰りにも
　どちらも温泉行く気ですか？」

煩「どちらも温泉だからねェ～」

監「確かに温泉行って良いとは言いましたが」

煩「２ヶ所行ってはいけないとは、
　言われていません。だからOKでしょ」

監「その行き先の双方が、反対方向ですけど
　地図とか見たことないんですか？」

煩「ナビといっつも見てるよ」

監「あーそうでしたそうでした。
　いやー、よく頑張りましたね」

煩「聞いたことある返しやめてほしい」

監「ここから先、試算して協議します」

煩「またか！ちょっと待ってくれよ！」

監「待ちません。待って何か変わります？
　あなたには決められないのですから
　仕方がないでしょう」

煩「行き先は決めたじゃんかー！！」

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財務局

財「なあ、こんなバカな計画、試算できんぞ」

監「煩悩に言ってくださいよ」

財「どうするかなぁ。忙しいぜ、これは。
　スケジュール消費に追われないか？」

監「回避したいので、協議会開きます。
　こっちだって、楽しくない旅は
　まっぴらゴメンですからね」

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本会議場

監「みなさま、お集まりいただき
　ありがとうございます。
　ご承知の通り、帰省帰還の草案が
　提出されました。

　ルートは２つあり、行程が違いますが
　行き先は同じです。実家に帰省する
　往路に寄るか、復路に寄るかの違いです。

　距離、方向、時間管理は
　それぞれのルートでかなり異なります。

　もちろん片方行かない選択肢もあります。
　スケジュールが実施可能か。
　また、代替案はないか推考願います。

　なお、実家帰省は必須事項です。
　滞在時間の予定は省いて考察ください。

　それでは、只今から協議します」

財「青春18きっぷは年末までに１枚消費し、
　４枚が余る予定になっています。
　これを最大限有効に使いきるための
　温泉めぐり計画だったようですが…
　宿泊、入湯費の試算したくありません」

監「理由はなんですか？」

財「双方遠隔地であり訪問決定しないうちは
　試算できないと言うのも少しありますが
　帰省する本来の目的に対し、このルートは
　寄り道の度を越しています」　

監「まぁそうなりますよね」

財「旅の計画が楽しいのはわかりますが
　実施には現実性を伴うので、そのへん
　考えて計画しないといけないですよね」

煩「ぐぅ」

監「ぐぅの音でましたね。次。健康管理局」

健「温泉地来訪は１ヶ所のみにしませんか。
　青春18きっぷは３枚使って帰省帰還。
　１月10日までに１枚消費を提案します。
　暮れの時期、長距離移動はつらいです」

煩「去年も大晦日に深夜バス乗ってたよ？」

健「もうバスやだ帰りたくないって泣いてたの
　忘れちゃったんですか」

煩「いやー、おぼえていませんなぁ」

監「温泉地行きは基本的にありとして。
　行くなら実家に近い方が良いでしょうか」

健「やはり、10月に行けなかった
　東北への再訪が濃厚にでしょうね。
　実家までも体力の負担が少なくていい」

財「不測の事態で電車遅延とか
　移動困難になっても、帰省に至ることは
　近郊だったらば、どうとでもなりそうだ」

健「しかし、そうなると宿取りしなければ。
　暮れの東北。雪降ってませんかね？
　下手すると、しんじゃいますよ」

ナ「今月、大阪で２度夜を明かしましたが
　冬が本気じゃなかったから助かりました。
　北部でも南部でも関係ありません
　冬をなめてはいけません」

監「財務。来訪地が決まり次第
　宿泊地の試算の相談を願えますか」

財「はいよ、心得た」

監「帰りはまっすぐ三重まで帰りたい。
　もう一方の温泉地は後日でどうです？
　候補は1/7、8あたりが濃厚ですね」

財「帰省帰りの18きっぷ、お得感は減るが
　まあ、致し方なし。のんびりしよう」

監「だいたいの方針は決まりですね。
　煩悩からは、なにかあります？」

煩「福島行くならしみてん食わせてください」

監「はい。わかりました。あったら食べます」

ナ「残っているきっぷについて確認します。
　青春18きっぷ１枚目は、往路で温泉地。
　２枚目は、短距離ですが温泉地から実家。
　３枚目は、実家から三重県への帰還。
　４枚目は、もうひとつの温泉地。
　以上でよろしいでしょうか？」

監「青春18きっぷの期限はいつまででした？」

財「1月10日までだな」

監「今回の帰省帰還ルートから外れた
　温泉地はきっぷの射程距離でも長距離です。
　出発は始発と考えて良いでしょう。
　帰りは名古屋直通深夜バスとかで
　翌日仕事のコースになるでしょうね」

煩「いつものやつじゃん」

監「あなたからは何かありますか？」

守「帰省先でわたしの話はしないように」

監「当たり前じゃないですか」

守「よろしい」

煩「で、結局どうなるの」

監「行きに東北の温泉地へ行き１泊。　　
　翌日、大晦日になりますが夕方には実家へ。
　明けて元旦か２日に三重へ帰還します
　おそらく帰還は２日になるでしょう。
　行程は全て青春18きっぷ使用です」

煩「足かけ３日も実家にいるの？」

監「控え目に言って地獄なのは分かりますが
　40時間以上いるつもりはありませんよ」

煩「ならまだマシなほうか」

守「総括を頼めるか。わたしは忙しい」

監「わかりました。では、決議に移ります。
　煩悩策定草案の協議した結果につきまして
　承認の可否を求めます」

財「可とし、承認します。
　財務負荷の低減にご協力下さい」

健「可です。承認します。飲み過ぎより
　ストレス回避を心がけましょう」

煩「可です。承認するよ。
　後日の訪問についても協議、感謝します」

ナ「実施計画立案者が承認しましたので、
　自動的に可です。各日程のルート確定。
　予約等は順次します。承認します」

守「万事承知した。わたしは影を潜めます」

監「ありがとうございます。
　全員承認としまして協議を終了します」

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牢「29日までお時間ありますからね！」

煩「時間的余裕ある旅ができないんですけど」

監「旅ができるの執行官のおかげですよ？」

牢「そうだぞ」

煩「腹たつから２週間くらい豪遊したい」

監「まず豪遊できるくらいお金貯めようか？」

煩「ぐぅ」

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書「で。これ、どこまで書いていいんですか」

監「アップ前に見せてもらえれば結構です」

書「了解した」

おしまい