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大阪礼賛 O.U.篇
15:35
愛知県西尾市の相見駅から岡崎へ。
岡崎で急行に乗り換えて名古屋。
名古屋からは新幹線にて新大阪。
道中はずっとnote(前回)を書いていた。
菅野創一朗さんのワンマンライブ
「立つ鳥 跡を濁さず」は
19:00オープン、19:30スタートの予定だ。
新大阪到着と同時ぐらいに書き上げて
タグをつけてアップロード…
スマホ見ながら歩くのはやめた方がいいが
どうしても流れでそんな風にしてしまう。
駅を出て、土地勘のない大阪の道を
だいたいの感覚で目的地目指し、歩く。
![](https://assets.st-note.com/img/1700900346581-QsCV32PaXt.jpg?width=1200)
スマホのナビを見る。
1ブロックくらい、道を外れている。
おやおやこれはいけない。ルートへ戻る。
早めに気がついて良かった。
東方面へ行く。
地図上にある「日之出跨線歩道橋」を渡る。
![](https://assets.st-note.com/img/1700900772185-1UVrRMvJjN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700900808010-zlfZ7g9M2G.jpg?width=1200)
やぁ、ずいぶんとご機嫌じゃないか
わたしは、だいぶくたびれているよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700900871373-i4gw4NnJap.jpg?width=1200)
今朝は始発で、三重から愛知まで行き
1日、体を使っていた。疲れがたまってる。
水分をとりたい。足がつりそうなんだ。
自販機の明かりに引っ張られ、見る。
チェリオさんのGODZILLAシリーズは
よくお世話になっている。
ちょっとお高いけどね。
![](https://assets.st-note.com/img/1700901058654-eoC8ZOIBcg.jpg?width=1200)
かなりエネルギーを消耗していたので
エナジードリンクが染み渡る。
ただ、水分量は銭湯入る分を考えると
ちょっと足りない気がする。
コンビニがあれば寄ろう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
道は細い路地を抜け、コンクリの柱が立ち並ぶ
列車の高架下の通りへ行き当たる。
この高架の上を走るのは新幹線らしい。
定期的に在来線とは違う駆動音が
頭上を駆けてゆく。
風情のある飲み屋さんの先の信号を右折する。
![](https://assets.st-note.com/img/1700901548923-Wcu3RbW2Jd.jpg?width=1200)
道を曲がった先には商店街の入り口が見える。
「淡路」
![](https://assets.st-note.com/img/1700901754822-k0PW19zN2E.jpg?width=1200)
緩やかにうねり、曲がっている
18:00
時刻は夕べ。家路へ戻る人などが世話しない。
賑やかさと活気のある、明るい商店街だ。
くねくねと曲がった構造で
先まで見通せないがゆえ、角の先には
何があるのか、ワクワクできる街に思える。
入り口近くにコンビニがあった。
水とウコンの力を買っておく。
今日は沢山お酒のみたい。
目的の銭湯はアーケードなかほどから
ほんの少し道をそれた場所にある。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
昭和湯
![](https://assets.st-note.com/img/1700902203441-BGJZdlFipn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700902226241-0RHdJuX5HH.jpg?width=1200)
期待しちゃう
時間にはだいぶ余裕あるのだろうか?
スマホの時計は18:05とある。
十分すぎるくらいだ。ゆっくり楽しもう。
番台にて料金を払う。520円。
街の中で設備も充実してこれならお値打ちか。
利用者は、まずます多め。
やはりどこか雑然とした雰囲気が漂うのは
大阪らしさなのかな。嫌じゃないです。
おや?お風呂セットに髭剃りがないな。
入れ忘れたようだ。番台へゆく。
使い捨て髭剃りを100円でゲット。
安い髭剃りは剃刀負けして
肌荒れしてしまいがちだが、果たして
大丈夫だろうか?
浴場へ
入って右に洗い場が8つ。
入り口正面にも対面で4つ。全部で12ある。
浴槽は案内板にもあった通り
バリエーション豊富だ。
奥には左にミストサウナ、右にラドン風呂。
あいだに2種類の、うたせ湯がある。
まずは髭を剃り、頭と体を洗おう。
洗い場には大きなサイズのボトル。
リンスインシャンプー、ボディーソープ。
ありがたい、少し使わせてもらう。
ひととおり洗い終わるも
香りや艶がしっくり来ない。
やはり持参のシャボンで洗おう。
も1度、頭から洗いなおす。
足腰がくたびれていたので
よく揉みながら疲れを流す。
蛇口はお湯と水の栓が独立してあり
お湯の方は50℃くらいだろう。だいぶ熱い。
水で薄めて使うのが良い。
シャワーもあるが勢いは控え目である。
さっぱりしたら、まずはうたせ湯。
ボタンを押すと湯が落ちてくる
時間が短いものの肩や首がほぐれる。
隣にある、ラドン風呂が気になる。
透明な壁で仕切られてドアがあり
湯気と露で中はハッキリと見れない。
入ってみよう。
中は鉱泉のような香り。
これは、なかなかいいな。
お湯も熱い。かけ流しのようで
滝の如く、ダバダバと湯船に注がれる。
湯船に入れば、お湯がダバーッと溢れる。
これは、なかなかいいな…!
エッヘッヘと奇妙な笑いを浮かべる。
かなり温まる。それからそのまま水風呂へ
これがまたいい。ちゃんと水が冷たい。
座湯や超音波風呂も、ゆっくり楽しむ。
あいだ、水風呂を挟みつつ
サウナ&水風呂で仕上げていく。
心配していた髭剃りは
珍しくカミソリ負けしなかった。
脱衣場にこんな手書きの張り紙がある
「昭和湯は軟水!(中略)剃刀負けしにくい!」
ほうほう、だからか。こいつはありがたい。
つやつやしっとりしているような気になる。
19時手前に湯を上がり身支度。
すっかりさっぱり、今回も良い銭湯でした。
施設を出て地図を見る。
ライブ会場の場所はさっきの高架の地点。
曲がった場所の反対側の角にあったらしい。
全然気がつかなかった…
銭湯しか頭になかったせいかな。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アーケードを抜け、夜空が見える。
飛行機が降下している。
あれ…?随分低い。
ありゃ着陸体勢だな。
地図の範囲を広げてみる。
進行先の延長線上には…伊丹空港。
なるほど、なるほど。
低く飛ぶ理由はこれか。
また一つ発見と合点がいったわい
小さなことを知っていくのは楽しいですね。
わずか数分で、会場の「slow bird 」前に。
ビルの2階部分はガラス面になっており
外からも様子が少しだけ見える。
ちらりと金谷さんの姿が映った。
![](https://assets.st-note.com/img/1700906966424-ow6aAPcDCl.jpg?width=1200)
いつになく特別なライブになるといいな
そんな気持ちを抱きつつ、階段を登っていく。
つづく