安谷屋貴子/あだにー

神奈川で生まれ育ち沖縄で大学生活、その後神奈川福島大分東京を転々。仕事も転々。沖縄/韓…

安谷屋貴子/あだにー

神奈川で生まれ育ち沖縄で大学生活、その後神奈川福島大分東京を転々。仕事も転々。沖縄/韓ドラ/Carp/スピッツ/ワイン/野球/ラジオ/ご近所コミュニティ|トダビューハイツ住人、CommunityOrganizingJAPANコミュニティ・オーガナイザー

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2024年のBDドネーションは尊厳について考える

最近、1週間が秒で過ぎます。充実しているからと前向きに捉えるのが良いか、記憶が怪しくなっていると心配するのが良いか、考えようとしますが毎回「ま、いっか」となります笑。そんな日々の流れの中ですが、実は昨年12月に「次のBDドネーションは『おにわ』にしよう!」と決めていました。2021年に始めて、私の中で習慣化したということの表れだなと、続けることでの変化を実感します。 私の寄付で何ができるようになるのかを具体的に聴けたイベント 決めたときの気持ちが2023年12月16日、私

    • 一緒に生きていきたい気持ちを表すこと

      今月初め、ひさしぶりに会った友人と、「(日本)本土」をどう呼んでいるかという話をした。私は『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか』を読んでから県外と呼んでいると話した。「(沖縄)本島」は沖縄島と呼ぶことも。 ジェンダー、特権、そういうものへの感度が上がる中で、「旦那さん」「奥さん」を使いたくなくなって「パートナー」という呼び方をしたり、お名前を知っている場合はなるべくお名前で呼ぶことにしている。それは私自身がそうしたくてしていることなのだけれど、今日参加したオンライン講演会で

      • 『虎に翼』に心動けば動くほど

        ※この記事では性暴力被害に触れています。読まれる際はご注意ください。 昨日友人たちと『虎に翼』の1週目を改めて見た。新聞の日本国憲法第14条を読む寅子に、第1話の冒頭から「何だこの朝ドラ。すごいぞ」と思ったことを思い出した。同時に「でもこの憲法の下に、このとき沖縄は含まれていなかったんだよな」と、ものすごいやりきれなさを抱いたことも。それを一緒に見ていた友人に伝えると「そう、良い話であればあるだけそう」と、やっぱり同じ気持ちだよなと、同志の存在はいつも心強いけれど、ただ作品

        • ただの記号に翻弄される

          名前は記号である 学生時代「記号行動論」という講義をとったことがある。確か2年か3年、他学科の専門科目だったが、気の合うMが誘ってくれて履修した。その中で名前も記号であるという話があった。 たしかに、私は「安谷屋」という姓と「貴子」という名による「安谷屋貴子」という記号で分類はされるが、それが私という人間の中身ではない。私を示す記号、その通り。 血液型で性格を分類する人がいるように、姓名によっても人は人を分類することがある。だから「安谷屋貴子」だけで私という人間のすべて

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          手放す意思決定

          決めた、4回目の更新はしない。 米国CCE認定GCDF‐Japanキャリアカウンセラー資格の。 2012年2月に取得した。 「仕事に費やした時間だけがキャリアを作るのではなく、家事や育児、NPO活動、PTA活動、生きてきた時間がキャリアを作る」という考え方に救われたり、クランボルツの「計画的偶発性理論」が私自身の「荒れた」履歴書を肯定してくれると思えて心強かったり、資格によって就労の幅が広がるとかそういうことより何より、私を助けてくれた。離婚直後の時期だったこともあって、

          節目、ふたたび

          2017年4月から勤めたNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)を、2024年3月31日に卒業します。 出会い、関わり、エンパワーメントしてくださったすべてのみなさん、ほんとうにどうもありがとうございました!!! 卒業、と表現すること 思えば、前職の一般社団法人RCFを離れるときも「卒業」と言っていたような気がします。その前に何度も繰り返した転職の際は「退職」だったと思うので、そこにはきっと違いがあります。 それは、離れた後に関わりしろがあるかないか、

          ほんとは楽しい記憶だった

          昨日トランペットに触れる機会があった。小4~小6のときトランペット鼓隊に入っていて毎週土曜日に吹いていた。でも下手だった。何かコンクールのようなものの前の仕上げに近い練習のとき、外部から招いた専門性の高い先生に「ちゃんと音を出せないなら吹くな。吹いている振りをしてなさい」と言われたことがずっと頭に残っていて、私はスカスカした音しか出せない、というところで記憶が固まっていたので、昨日もすぐには触れずにいた。 私が「下手だから」とか「(吹かなくても)触れただけで満足」とか、また

          ほんとは楽しい記憶だった

          布団乾燥機

          最近布団乾燥機を買った。決め手に欠けこれというものを見つけられずにいた私だったがこの記事で心は決まった。 見た目に一目ぼれ。ちょっと奮発することにはなったが満足な買い物だった。がしかし!届いて使ってみたら1つだけ難点が。 ものすごく、う、る、さ、い。 集合住宅住まいとしては周囲の住人さんにご迷惑になっていないか気になりすぎて、使う時間にナーバスにならざるを得ない。ほんとうは寝る時間に近づけて使いたいが、気持ち早めの時間の使用になる。まあいいか。 私が布団乾燥機を所有す

          2023年を振り返る

          2017年にNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)の職員として働き始めたタイミングで、商売道具としてノートPCを購入した。持ち運びが多いので丈夫であること、使い慣れていたタッチパネルタイプが良いこと、主にその2点で選んだ。使ってみると、軽い(同程度サイズの他のメーカーPCと比較して)こと、HDMIだろうがVGAだろうが何でも対応可能なことがさらにありがたい1台だった。2020年コロナでワークショップをオンライン化しても、私はこの1台だけでやってきた。まさ

          映画「福田村事件」と沖縄と私

          観なければいけない。そう思って、観た。観終えて、正確には映画の途中から、自分が“日本人”であることがたまらなく嫌になった。この事件の延長線上の、そしてもっと酷くなっているようにも思える“日本人”が大半を占めるこの社会を構成している1人であることが、嫌だと思った。 私を立たせてくれるもの 泣きはらした顔をトイレの鏡で確認もせず帽子を深くかぶって桜坂劇場を出て、ゆいれーるの牧志駅に向かった。壺屋小学校の脇を抜け、ゆいれーるの通りに出た時に「大丈夫かもしれない」とふと思って顔を

          映画「福田村事件」と沖縄と私

          今年のBDドネーションは「推し」の紹介

          沖縄に移って2度目の誕生日が来る。2年前に初めてBDドネーションをしてから、毎年沖縄に関する何かに向けて続けようと決めた。さて今年はと考えたとき、手持ちの札がなかった。推し活を見つけることをサボってしまった。もうちょっと詳しく言うと、緊急性・なぜ私が?・私たちが参加することの希望、この3つのストーリーを書いて紹介できるほどちゃんと活動を知れていなかった。なので無理に中途半端なストーリーを書くのではなく、潔く縛りを解いて、沖縄以外にもいくつかある「推し」の中からKAKECOMI

          今年のBDドネーションは「推し」の紹介

          歯科探し歯科選び

          引っ越して見つける必要のあるものの1つに、歯科がある。沖縄に移って1年。行かなきゃ、見つけなきゃと思いながら、特に虫歯の気配とか被せものが外れるとかがなかったので先延ばしにしていた。 しかし歯のメンテナンスが定期的に必要なことはインプット済みなのと、気になり始めると歯が痛いような気がしてきて(意識の力ってすごい)動き始めた。以下。 周囲の人たちに歯科を探していると伝える いくつか情報が入る ネット検索→ネット上で予約ができると動きやすい私 とりあえず検診目的で受診

          歯科探し歯科選び

          全部つながってる

          澤地さんと藤原さん 昨夜この番組を見た。92歳の澤地さんの声の何と力強いことか。戦争を全否定する思いの強さそのものに思えた。琉大生だったとき、聴講生(2年目は講義もされた)の澤地さんと直接ことばを交わしたが、そのときに気づかなかった何か、まだ私の中にはっきり表れていなかった何かを、引き出される感じがした。戦争を二度と始めさせない。澤地さんが90歳を超えても発信し続ける目的がはっきり伝わって、「あなたもそれを目指しているでしょ」とあの強い声で言われたような気持ちになったのだ。

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          法律が何なのか希望とともに捉え直した

          2023年5月24日の衆議院法務委員会で行われた、性犯罪に関する刑法の法改正に関する、寺田学さんの質疑に、すごく大きな意義を感じたので、議事録探せば読めるのに、文字起こししてしまった(※文字起こししたのは0:58:00~1:08:20頃)。かみしめたくて。せっかくなのでここに残しておこうと思う。 ※リアルな語りだからこそ心に響くのですが、状況によってはしんどい部分もありますので、閲覧、視聴の際はご自身の状態に合わせて、無理のない範囲でお願いします。 立憲民主党・無所属 寺田

          法律が何なのか希望とともに捉え直した

          「2.24音楽祭」フィナーレトーク&ライブ

          1973年名護市第一次総合計画・基本構想「逆格差論」をご存知でしょうか?私は2023年3月26日(日)開催の「2.24音楽祭」フィナーレトーク&ライブ、トーク③「やんばるの自治と経済」の司会という大切な役割のオファーをいただいて初めて知りました。しびれました。逆格差論のこと、ずっと一視聴者だったイベントに作る側として参加できての思いを、忘れないように書き留めます。 出会い①「逆格差論」 1973年の時点で、経済至上主義に警鐘を鳴らすというかその路線を行くことはナンセンスで

          「2.24音楽祭」フィナーレトーク&ライブ

          心地よいと思う社会

          特権の象徴のような箱根駅伝を、結局今年も見た(往路)。 つい1カ月くらい前に見たNAHAマラソンを思い出しながら。 どちらが好きか、という話で、それはどんな社会を心地よいと思うかという話と同じなのかもしれない。 特権のある人だけが出ることができるレース 箱根駅伝は、ものすごく同質性の高い競技者が、命を削って走るイメージ。炎天下の甲子園で選手生命縮めているとしか思えん球児の姿とダブる。 男性で、関東甲信越(山梨が出ているからそうだよね)の大学生でなければ出場の権利はない。

          心地よいと思う社会