【無料note】鎖骨を水平にしたい！
女性のボディメイクにおいて
気になる部位のひとつ。
それが鎖骨やデコルテではないでしょうか。
骨格ストレートさんに関しては
・鎖骨が埋もれている
・鎖骨を水平にしたい
というお悩みを多く聞きます。
今回はその鎖骨について語っていきます。
まずは鎖骨について知ろう！
鎖骨を水平に！とは言いますが
そもそも鎖骨はどの位置にあるのが
正常だとおもいますか？
まずはこちらをご覧ください。
私たち運動指導者が学ぶ解剖学では
文献によって多少差がありますが
鎖骨は外側に向かって上がっているのが正常。
鎖骨が水平でいる方が特殊なケースなんです。
また、20度程度後ろに向かっています。
余談ではありますが…
骨格ストレートさんの多くは肩甲骨が寄りすぎた結果
鎖骨が後ろに下がりすぎて埋もれてしまっています。
鎖骨を水平にするデメリットは…？
解剖学なんてどうでも良い！
鎖骨を下げてデコルテをスッキリさせたいの！
という方も多いかと思います。
審美的な骨格の位置について否定はしませんが
カラダの構造として鎖骨を下げるデメリットを
知っておきましょう。
鎖骨の下を血管と神経が通る
上記は鎖骨周りを通る血管のイラストです。
鎖骨の下、肋骨との隙間を血管が通っています。
このイラストには神経が描かれてはいませんが
同じような場所を神経も通ります。
無理に鎖骨を下げると…
鎖骨を無理に下げてしまうと
この血管や神経を圧迫し
腕や指先にしびれが出ることがあるんです。
私自身も元々鎖骨が水平や
それ以上に下がっている骨格をもちますが…
鎖骨を意図的に下げる筋トレを
多く取り入れている時期は
後ろから肩回りを殴られたような
ビリっとする衝撃を感じることが多々ありました。
その筋トレを止めて以降は
しびれを感じることは無くなりましたが…
健康を害す原因となる可能性は
把握しておきましょう。
鎖骨を水平にすること「だけ」に着目してしまうと…
もう一つ知っておいてほしいことは
カラダは正面からだけ見る・見られるわけではない
ということ。
鎖骨だけには限りませんが…
SNSで見受けられるような映える写真は
別の方向から見ると
滑稽な姿勢だったりします。
鎖骨を下げることだけに着目してしまうと
別の方向から見た際の印象を悪くしてしまう
可能性もあるんです。
正面だけでなく全体の印象も良くしてこその
体型改善ではないでしょうか。
まとめ
今回は鎖骨を水平に！
というご希望について私の意見を語っていきました。
先ほども言いましたが
審美的な面で「鎖骨を下げたい！」という
ご希望を否定するわけではありません。
ただ、何も考えずに行ってしまうと
健康を害す可能性もあるよ！
というのを知って頂きたいです。
最後に鎖骨含めた全体の印象が
ガラッと変わった写真をご紹介しますね。
パーソナルトレーニングによる指導は
筋肉増加によるメリハリの「ハリ」を得る
発想・思想のものが多いですが…
骨格から整えることで
メリハリの「メリ」を得ることが可能です。
興味がある方はぜひご連絡くださいね。
パーソナルトレーニングジムbreeze（ブリーズ）西新宿
東京都新宿区西新宿８丁目１９−１ 小林ビル ８１１
萩原智之
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