失業・休業中の外国人労働者の臨時動員
新型コロナの感染拡大を受け、宿泊業や飲食業で強制休業、製造業などでは雇い止めや派遣切りが広がっている。ほぼ非正規労働者で占められる外国人労働者も例外ではない。一方、各国政府が渡航制限を行ったために、技能実習生が来日できない状況になり、実習生に依存してきた農家が打撃を受けている。その「人手不足」を補うために、休業・失業中の外国人労働者を臨時で雇用する動きが見られる。これは外国人労働者の「コロナ・ショック」を社会保障ではなく「雇用維持」あるいは「エッセンシャル・ワーク」への動員で