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【大学入試対策】日本史千本ノック Part.31
ちょっとした空き時間に日本史を学べる千本ノックも30回を超えました。
これまでは基本的に正誤問題を中心に提供してきましたが、少し新しい試みとして、これからの共通テストで必要になってくる史資料の読み解きについても扱っていこうかと思います。
史料を読み解く問題は、古文の知識がめちゃくちゃ必要なわけではありません。日本史で習ったキーワードを見逃さず、時期や出来事を推測していくなどの情報処理能力が欠かせません。
まぁやってみないと分からないと思うので、実際に見ていきましょう。
共通テストパターンは基本1回1問でお送りします!
👇前回までの問題を閲覧したい方はこちらから!👇
問題
✅第1問

解答
✅第1問
正解 2
解説
まず、この史料についてですが、出典は「魏志」倭人伝、これは分かりますね。卑弥呼という超有名人物が出てきていますので。
この問題はぶっちゃけ史料を読まなくとも教科書の知識を使えば解くことは可能です。ただ、今回はあくまでも読み取ることがメインなので史料と照らし合わせながら見ていきますね。
史料を読んで分からなかったら、まずは選択肢を読みましょう。そして、選択肢にある様々な名詞が、史料のどこに記されているかを探していくというやり方が一つです。
1
1・2行目
男子が王となったあと、7・80年国が乱れていた。そこで卑弥呼という人物を女王にたてたとあります。
2
3行目
「夫婿無し、男弟有りて、国を佐け治む」との記載があるのが分かれば正解できますね。
3
4・5行目
大夫難升米を派遣して、帯方郡に至らせたとあります。卑弥呼が派遣させたようですね。
4
6行目
「今、汝を以て親魏倭王と為し…」とあることから、親魏倭王という称号が与えられていたことが分かります。
選択肢は、史料の言葉が少し言い換えられていることが多いです。ただ、史料にある語句も漢字を見てなんとなく意味を類推することができれば、きっとそこまで難しさは感じなくなってくるはずです!
ということで以上です。今日もお疲れ様でした🍵
最後に、今日のBGMです。
アッアララァアアァ!!