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2023年関西大学 日本史入試出題傾向を分析してみた

前回の関学に引き続き、2023年度の各大学の日本史の入試問題について、時代別・文化史割合を集計し、表にしたものを掲載していこうと思います。

今回は関西大学についてまとめてみます。

前回の関西学院大学については、下記をご参照ください。

✅2023年関西大学 時代別日本史入試出題傾向


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1 出題時代

・全体的には古代~近代までバランスよく出題されている。
・戦後史の割合はそこまで高くない。
・大問が特定の時代に集中して構成されることが少なくないため、1回の試
 験のみを見た場合は、時代によって偏りが大きい場合がある。
・大問3は史料問題だが、2023年は江戸時代の史料問題が2/6でしか問われ
 ていない。

2 文化史

・すべての試験において2割以上は文化史にまつわる問題で構成
・大問1・2のどちらかで、文化史メインに構成される可能性が高い。
・文化史で多く問われる時代は、飛鳥~天平、鎌倉、宝暦~化政文化あた
 り。逆に近代の文化史は全体の問題の割合の割にそこまで出題頻度は多く
 なかった。


3 対策

・文化史の早期学習で記憶を定着化させる
・通史については穴のない学習を。どの時代が問われてもおかしくない。

表の割に内容がペラペラで申し訳ございません。
政治や社会経済などの分類が不十分であること、それぞれの問いの難易度にまで踏み込めてないので、お伝えできることが限定的になっています。
他年度比較や分野別などがまとまれば、また更新しようと思います!

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