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【大学入試対策】日本史千本ノック Part.19

ちょっとした空き時間に日本史を学べる千本ノック、本日はこちらの3問です。

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問題
✅第1問
遣唐使の派遣に関連して述べた次の文について、古いものから年代順に並び替えよ。(進研模試)
1 舒明天皇の治世下で犬上御田鍬が遣唐使として派遣された。
2 吉備真備・玄昉らは、唐から帰国後に橘諸兄政権で重用された。
3 唐から帰国した円仁は、天台宗の密教化をすすめた。

✅第2問
室町時代の外交や貿易に関して述べた文として誤っているものを、1~4から1つ選べ。(進研模試)
1 日明貿易は足利義持により中断されたが、足利義教により再開された。
2 寧波の乱の後、堺商人と結んだ細川氏に日明貿易の実権が移った。
3 朝鮮から木綿が輸入され、人々の生活様式に影響を与えた。
4 尚巴志により統一された琉球王国は、日本や明などの中継貿易で繁栄し
  た。

✅第3問
14世紀以降の仏教に関して述べた文として誤っているものを、1~4から1つ選べ。(センター2003・追)
1 戦国時代の京都では、日蓮宗の信者によって法華一揆が結ばれた。
2 親鸞は吉崎道場において講を組織し、本願寺の勢力を広げた。
3 禅宗諸派(林下)が、地方の武士や庶民の支持を受けるようになった。
4 江戸幕府は、宗派ごとに本山・末寺の制を整えさせ、寺院を統制した。





解答
✅第1問
正解 1→2→3
解説

犬上御田鍬は、最後の遣隋使に派遣された and 最初の遣唐使に派遣された人物です。最初の遣唐使が派遣されたのは630年です。


吉備真備・玄昉・橘諸兄といった人名から奈良時代という時期を類推しましょう。


円仁は最澄の弟子、平安時代前半の弘仁・貞観文化の出来事であることを類推しましょう。

✅第2問
正解 2
解説
寧波の乱は、堺の商人と結んだ細川氏博多の商人と結んだ大内氏が、日明貿易の主導権を巡って争ったという出来事です。
この戦いでは大内氏が勝利しています。
大内氏は、陶晴賢が大内義隆を滅ぼしたことで滅亡し、日明貿易も断絶されることになりました。

それぞれの大名がどこの商人と結んだか、どちらが勝ったかがよく問われます。覚えておきましょう。
(ちなみに私は、「Oh!図ったな!」…Oh=「おお」うち、図った…博多の語呂合わせて覚えていました)

✅第3問
正解 2
解説
親鸞を蓮如に直せば正文となります。
蓮如は、吉崎道場においてを組織したほか、浄土真宗の教義を平易でわかりやすく記した御文を用いて、信者の拡大に努めました。

親鸞は鎌倉時代の僧侶。
鎌倉時代の中でも13世紀に活躍した人物であるので、問題で指定された時期にもずれがあります。


ということで以上です。今日もお疲れ様でした🍵
最後に、今日のBGMです。



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