【心おだやかに暮らす】人間関係は返報生の法則。〇〇に近づかない。〇〇と仲良くしない。
〜返報生の法則〜
人は何かをもらったら
お返しをしたくなる。
昔『何故、美人は得なのか。』
をテーマした番組内で脳科学の先生が、、
「 容姿端麗な人が、何もしなくても
親切にしてもらえるのは、その場に
存在するだけで『美』という褒美を
周囲に渡していて、、、
『美』という褒美を受け取った周囲が
『美』のお返しに優しさや親切を
お返しします。
美人は得をしている訳でなく
先に渡しているんです。
何かを貰うと
お返しがしたくなる
これを返報生の法則といいます。 」
なるほど！
たしかに！
返報生の法則は、美人、不美人だけの
話ではなく様々な事にあてはまる。
赤ちゃんは『小さくて愛らしくて毎日成長を見せてくれて、将来無限の可能性を秘めている』という褒美（期待や夢を見させてくれる）を、大人達に渡しているから世話がかかるのに可愛がってもらえる。
魅力的な物事の側にいるだけで、すでに褒美を受け取っていて、もっと欲しいから、仲良くなりたいから（無意識に）善良になれたり、尽くせたり、お金を掛けたり、大切にする。
自分にお金や時間をかけるのも
他人にお金や時間を使えるのも
その人が大切にしている生き方や優先順位、
優越感を得たり、親切にされたお返しなど
なにかしらの目的があるからだ。
逆の場合もある。
褒美（癒しや楽しみ）の反対は、
損失（ストレスや負担）だ。
例えば、不快な物事は
とにかく、わずらわしい。
その事を考えるだけで
嫌な気持ちになりメンタルを消耗させる。
気持ちの悪い物をみたら
目をそらしたくなる。
気が滅入ることに悪態をついたり、
自分以外の誰かに押し付けようとする。
自分は関わりたくない。
さっさと立ち去りたい。
ある時、知り合ったばかりの知人に
休日を潰すような頼み事をされた。
移動だけで往復3時間。
真冬の年末で、
作業時間も不明だった。
しかもお金をケチらなければ
自力で解決する方法があるのに
それを怠り、謝礼は労力と出費に
見合わない交通費程度にしかならない。
私は自分がモヤモヤして
それが苛立ちに変わったのに気付いた。
何が私をそうさせるのか
ぐるぐると考えた。
なにかしらの損失（ストレスや負担）を
受けたから私は相手に苛立っている。
よくよく考えたら、会っていた時、
その知人は、親切さに欠ける行動が多く
周りへの気遣いも出来ていなかった。
それなのに悪びれる事なく「良かったら、ちょっと手伝ってくれないかな」と軽い感じで、他人にどれほど迷惑な頼み事をしてるのか、まったく想像力がなかった。
その時期は家族や親戚と
過ごしていて地元に帰っていると
以前から伝えていたのに、お構いなし。
会話上手で博学で面白い人だったので
その頼み事をされるまでは相手を魅力的な人だと
感じていて好奇心からもっと話してみたい
と思っていた。
手伝えば、その人の役に
立つかもしれないが、私の親切心や
やる気を全く発動させなかった。
あれ？
違和感。不快感。落胆。
ちょっと失恋？
なんだこの気持ちは、、、
相手への好意や好奇心がなければ、
ぐるぐると思い悩む事もない。
好意があっても
それとこれとは別問題だ。
どんなに魅力的であろうと
他人を思いやる共感能力に欠けている人を
尊敬できない。
優しく出来ない。
しかも『断る』に至るまで
モヤモヤした気持ちが私を支配して
私の損失（ストレスや負担）になった。
勿体ない気はするが
どうやら楽しく良好な関係を築くのは難しい。
〜返報生の法則〜
ひとは何かを貰うと
お返しがしたくなる。
の最悪のパターンで、
私は、その頼み事に
行けない理由と
少々の嫌味を添えて断った。
その後「 優しい人が手伝ってくれてさー。（ あなたは優しくないから手伝いに来てくれなかったけど、、、）」と、わざわざ事後報告に嫌みを添えて頂いた。
ダメだ。
親切にしてはダメだ。
親切心や本心（好意や好奇心）を見せたら
相手の都合の良い時だけ
一方的に利用されて、こき使われる。
断ろうものなら
不愉快な対応をされ
メンタルが削られる。
私は、心（好意と好奇心）の
シャッターを下ろした。
自分の思い通りにならなかった時
その人の本性がでる。
ある程度、殴りあっても、、、
改め、分かり合うための話し合いが
いつまで経っても並行線だったり
歩み寄ってくれた相手を
突き飛ばして勝ち負けにこだわるなら
そもそも良いご縁ではない。
その本性が魅力的だと思えたり
気にならないなら相性が良いし
腹が立ち攻撃したくなったり
お互いに「 私が被害者！ 」と
感じてしまうなら相性が悪い。
ありとあらゆる損失（ストレスや負担）は
人の心をむしばんでいく。
他人の言動に過剰にイライラしたり
周りが楽しそうだったり
ウキウキしていると無性に腹がたち
壊そうとする。
幸せじゃない状態が続くと
たまたま通りかかった人を捕まえて
日頃のストレスを晴らしたくなる。
それは損失（ストレスや負担）が
自身では消化することが出来ないほど
溜まっているからだ。
イライラしている原因は、、、
本人がコントロールできない己の性格、
過去の苦い記憶のフラッシュバック、
蓄積された日頃の鬱憤だ。
損失（ストレスや負担）を
押し付け合う関係ではなく
褒美（癒しや楽しみ）を
分かち合える関係でありたい。
お互いを尊敬しあい
励ましあうパートナーシップを結びたい。
私の存在や言動が
褒美（癒しや楽しみ）にならなくて
損失（ストレスや負担）の蓄積に
なっているかもと気付いたら、、、
精神状態が違い過ぎているから
無理に相手に合わせようとしたり
私を理解して受け入れてほしい等の
気持ち（悔しい、悲しい）から
離れる事にしている。
また日頃の鬱憤の捌け口として
攻撃されたり我慢させられたり
嫌味をいわれたり愚痴られたり
そんな時だけ重宝される
共依存の関係はお断りだ。
可哀想だねー。
大変だったねー。
全部、吐き出していいよ。
受け止めてあげる。
とは、ならない。
親子であろうと
夫婦であろうと
離れた方がよい。
「 私、こんなに辛くて大変なのに
助けない方がおかしい！ 」と
腹を立てる人は、親切にしてこなかった己を
棚にあげて被害者を演じる自己愛の肥大した
狡猾な人だ。
自分の💩は、
自分で拭こう。
オムツを替えて〜と
泣いている赤ちゃん
じゃないんだから。
お金や時間と同様に
愛情や親切も使い道を間違うと
後々、後悔する。
おだやかで幸せな暮らしを続けたいなら
相手のネガティブに近づかない。
自分のネガティブと仲良くしない。
はじめました製作所は
【心おだやかに暮らす】人が最強だと思う。
最強になりたい2020。