【萩人図鑑Vol.2】吉田知弘さん
【萩人図鑑】2人目は、みなさんお待ちかね!
”ナイスミドル”
なあの方です!
プロフィール
名前:吉田知弘
身長:168㎝
出身地:岡山県倉敷市
生息地:珈琲屋さん(長屋門、ヴィレッジ、ジャンティーク)、夏限定で海
口癖:それやろや〜
入萩経緯
アパレルから土木まで様々なお仕事を経験しながら、
自分のありたい姿に向き合い続けた結果、
ゲストハウスrucoのオーナーと出会い、萩へ。
2人目の萩人は、萩で知らない人はいない!?
そのくらい、顔も心もと~っても広い吉田知弘さんです。
この協力隊の企画をお伝えしたときも、
「めっちゃええやん!しようや!」
といつもの素敵な岡山弁?で背中を押してくださった吉田さん。
萩市内を一緒に回ったときに、
「吉田さんはなんもしてないようで、色々やってて”実は”すごいのよね~」
と言われていたのがとても印象に残っています!
今回はそんな
「実は色々やっててすごい」のに、そう感じさせない謙虚な吉田さん
にアレコレお話を伺いました👂
⇩記事の流れはこちらっ!読みたいところを押すとそこに飛べます👍
萩での活動
★地域おこし協力隊
2016年の12月から地域おこし協力隊として、萩での活動を始めました。
協力隊は時間もありますし、車も自由に使えたので、
とにかく動いて、人に会いに行ってました。
萩から下関や北九州なら日帰りでよく行ってましたね。
具体的な活動としては、「ヨシダズナイト」という僕の名前がついたイベントや、夏ミカンの振興、移住ツアーの企画などをしていました。
【ヨシダズナイトでの様子】
あっ、この「ヨシダズナイト」は、完全にプライベートでやっていました。
(えっまじ。っと、これには私たちもオッタマゲでした笑)
僕にとって最初の大きなイベントが「ヨシダズナイト」でした。
パン屋の売り場をバーカウンターにして、人が集まって話せる場をつくりました。
僕はお酒を飲みながらカウンターで喋っていただけですけど(笑)
100人もの人が来てくれたんですよ~!
【バーカウンターに集まる参加者の皆さん】
夏みかんの振興もしていました。
具体的には、既存の夏みかん祭りにくっつけた「マルシェ」の開催企画や、夏みかんを使った「たのしい乾杯!」という名前のビール開発などです。
「マルシェ」では、夏みかんのアロマをたいたり、夏みかんスカッシュを売ったりして、とにかく夏みかん一色のお祭りにしました。大盛況でした!
【たのしい乾杯!ビール】
【ビールのお披露目パーティーで”たのしく”乾杯する皆さん】
【マルシェで夏みかんスカッシュを売る吉田さん】
移住ツアーの企画も何度かしましたね。
「ひとに会うご縁の旅」と題した企画では、全国からたくさんの方が参加してくれました。
こういう企画を通して、行政の方々とのコミュニケーションも増え、色々なご相談を受けるようになっていきました。
【移住ツアーの様子】
★地域おこし協力隊退任後
退任後は、2019年に「ヨシダキカク」として会社をおこしました。
それからは、
萩インキュベーションセンターの管理人
イベントの企画観光客にむけた宿の一棟貸し
地域づくり特別研究員
企業さんの相談にのってお手伝い
…など色々なことをしていますね。
地域おこし協力隊のときにえた人脈や経験が今に活きていると感じます。
⇩萩インキュベーションセンターさんのサイト
★昨年(2020年)の活動
とくに昨年は「みんながつくる萩未来塾」という活動に力を入れていました。
これは、「萩の歴史を学んで、今世界で何が起きてるかを知って、これからのことをみんなで考える」という趣旨でやっているものです。
萩市インキュベーションセンター近くに神社があって、
そこの息子さんとの出会いをきっかけに始めたものなんです。
【みんながつくる萩未来塾での様子】
ここから新しいことが次々と生まれて、昨年の12月には、
「ハマサキコーヒーボーイズ」という大学生主催のイベントや、
高校生が企画した「サラダボウルデイ」というイベントが、開催されたんです^^
【大学生主催イベントのチラシ】
【高校生主催イベントのチラシ】
こういった萩にいる若い人たちの活躍は、とくに皆さんに知ってもらいたいものですね。
(同じ大学生として、めちゃくちゃ刺激になります…)
★今年(2021年)の活動
最近は「忠小兵衛蒲鉾」という創業165年を超える老舗のかまぼこ屋さんの相談に乗りながら、一緒にお仕事をしています。これがとても刺激的で!
ワクワクしながら取り組んでいます。
⇩忠小兵衛蒲鉾さんのFacebook
こういった仕事は、じつは初めてなんですが、
かまぼこ屋の7代目と8代目は
「うちの蒲鉾を次の世代にも残していきたい!」という想いが強くて、
一緒に仕事をしていてアツくなれるんです。
(初めてのお仕事にも前向きに取り組める吉田さん…やはりすごい…!)
萩の魅力
...可能性がめちゃくちゃあるところですかね…
萩には、ここにしかない魅力がたくさんあるのに、それに気づいていない人も多いんです。諦めモードを感じることもチラホラ…
でも、もう一度どういう人に来てほしいのかを考えること。そこに向けてピンポイントに発信すること。
そういったことができれば、まだまだ観光地や移住先としての可能性が
たくさんあると思っています。
皆で竿を一本ずつ持てば、魚はたくさん釣れますからね。
僕自身が感じる一番の魅力は「人」です。面白い人が萩にはたくさんいますから。
ただ、観光客の方にそういった面白い人たちとどのように関わってもらうかが課題ですね。
萩の人に会える仕掛けをどうするか考えているところです。
さっき話した一棟貸しの宿は、まさに人に会える仕組みになっているんです。地元の人が宿の清掃を担当していて、美味しいお店などを紹介してくれますよ。
⇩一棟貸しの宿、今魚店の家さんのサイト
あと、静けさも萩の魅力だと思っています。
萩は、サイレントの町ではなく、クワイエットの町なんです。
寂しい感じの沈黙ではなく、心が落ち着く静けさが萩にはあります。
心が敏感な人に向いているのではないかなと思っています。
(余談ですが…私も萩に行ったときにクワイエットさを感じました!ひとりで歩いていても、寂しいどころか、なんだか町に包まれているような感覚があったんです。これぞ萩の魅力と言えるかもしれません。)
【クワイエットな萩の風景&絵になりすぎている吉田さん】
こんな萩だからこそ、訪れた人がインプットでなく、アウトプットできる場所にしたいですね。これらを仕組み化していけたら面白いと思っています!
今後について
夢とかはとくにないのですが…
将来に向けて、棺桶に僕と一緒に入れてもらうCDを集めていますね~
(・・・え!?)
「ああ楽しかったーーーー!」って思って死にたくて(笑)
最近は、よく同年代の仲間と「死ぬときに笑える人生が良いよなっ」と話すんです。
そこをゴールにしていると、今精一杯やれることをやろうって思えるから!(ここまで聞いて、ようやく納得しました笑)
萩目線でいうと、自分で考える人、楽しむ人が増えてほしいですね。
受け身でなく、主体的な人。
おじいちゃんになったときに、
「吉田さんこっちおいでや~」って色々な人から言われたいです(笑)
楽しいことが町に溢れているような、そんな萩に住みたいと思っています!
読者に一言
今自分がどうしたいか、どこに行きたいか、
人と比べずに、自分で考えればよいと思いますよ!
自分の人生は一回きりです。楽しんでいきましょう!
おもしろポイント
吉田さん、中身のみならず、外見もベリーナイスなため、よくモデルをお願いされているそうで…笑
ほぼ吉田さんメインの萩紹介ビデオや、
萩市のゆるキャラ「萩にゃん」とアパレルブランドがコラボしたTシャツの着用モデルなどなど、萩の各方面からお声がかかりまくりなんです✨
そんな素敵な動画はこちら↓ この後ろ姿見覚えがありますね…(^^)
「おもしろポイント」ではありませんが、
吉田さんのお人柄が出ていると感じたエピソードを紹介して、記事を締めたいと思います。
今回のインタビュー終了後、吉田さんは私たちの将来の話を真摯に聞いてくださいました。(ZOOMの制限時間ギリギリまで…!)
さらに、その後のLINEで送られてきたのは
「言ったことが押し付けになっていないか心配💦」
というメッセージ。
(私であったら、ここまで自分の発言に責任をもったり、伝えた人に配慮をすることはできないな…と思いました。)
こういった人を想える心こそが、吉田さんの何よりの魅力だと感じています。
インタビューを通して、吉田さんが正真正銘のナイスミドルだということが明らかになっちゃいました!
最後に
ここまで記事を読んでくださった皆さま、ありがとうございました!
もうきっと皆さま、吉田さんのと・り・こですね✨
萩を訪れたさいには、ぜひぜひ吉田さんを探して会ってみてください~!
背中を押されること間違いなしです🔥
⇩こちらは、前回の木原さん(ゲストハウスrucoのヘルパーさん)へのインタビュー記事です。まだお読みでない方は、ぜひぜひ!
次回の【萩人図鑑】は、現役の地域おこし協力隊の方です。
萩市には19名もの地域おこし協力隊の方がいるので、
いったいその中の誰なのか…
予想しながら、投稿を待っていただけたら嬉しいです(^^)
これからも、応援よろしくお願いします!
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